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「アネモネ…全171話完+α」
第一章 Change the World①

アネモネ000 ~プロローグ~

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 ギリシア神話のキューピッドの愛の矢によって、愛と美の女神アプロディーテと恋に落ちた美少年アドニス。
 しかし、アドニスは横恋慕した者の嫉妬から非業の死を遂げてしまいます。
 そんな彼の死を悼んだ女神によって、彼の血から生まれたという花…アネモネ。
 花言葉は「儚い恋」、「恋の苦しみ」、「見捨てられた」。
 しかし、この花には色によって、また別の花言葉もあります。
 白は、「真実」、「期待」、「希望」
 赤は、「君を愛す」
 そして、紫には、「あなたを信じて待つ」

アネモネ

 CPは司×つくしです。
 司が記憶を失い、12年。
 つくしにはつくしの時間が流れ、過去の出来事と正義感から警察官の道へ。
 そんな二人が、意図せぬ運命の元に再会。
 しかし、司は虚無感を抱えながらも立派な経営者として、自らの道を突き進んでいて…。
 今回は、鬼畜ではありません。
 しかし、愛と官能(になるかなあ^^;)のど・シリアス。
 途中、ソフトSM的(プレイです)な表現も登場します。
 花男のイメージが壊れる、そういうのダメ、対象年齢ではないと言う方はご遠慮くださいm_ _m
 R18指定連発。


 と、いうことで、いきなりしょっぱなスタートから、R18です。
 パスなし、隠しなし(通常版では隠せてますが、テンプレート的には隠せず)ですので、18歳未満の方、苦手な方ご注意をm_ _m


※連載中、中々に厳しいご意見連発の作品でした。物語中盤まで司はかなりのトンデモ男です。「夢であえたら」や「昏い夜を抜けて」を先にお読みになり、そちらに抵抗感があった方はお読みにならないことをお勧めしますm_ _m

※2015/08/09 二周年記念に『まま様』よりイメージイラストをいただきました。どうぞ、ご参照くださいm_ _m
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 両手首をすべらかな絹のひもで縛られ、ベッドヘッドのアイアンに括り付けられた女が小さく肩を喘がせている。
 目隠しされた顔が赤らんで、吐く息が酷く熱かった。
 「もっと、尻上げろ」
 冷酷な声に命じられ、ソロソロとあがった白桃のような尻が寒さにか、それとも男の視線によってもたらされた快楽の火種によってか、小刻みに震えていた。
 非現実的で豪奢なホテルのスウィートルーム。
 部屋隅に設置された等身大の姿見が、そんな男女の淫猥な光景を正確に映し出している。
 女の淡い下生えは、しっとりとシャワーの水滴と彼女自身の汗で濡れそぼり、染みひとつない白い素肌に張り付いていた。
 けれど、それだけではないヌルみが、身体の奥底から滴り始めているのを彼女自身が一番よくわかっていた。
 「…へえ?見られてるだけで感じるのかよ?」
 「ち、ちがっ」
 指摘されて頭の中にカッと赤い火花が広がった。
 女からは見えなかったが、ニヤリと笑った男の忍び声がなおいっそうその羞恥心を煽る。
 今の彼女の姿は、さぞや傍目に滑稽で見るに堪えない淫らなものなのだろう。
 ジッと見られているのが、耐えられない。
 女がいやいやをするように腰を振るが、手を拘束されているのでそれは大した抵抗にならなかった。
 つい羞恥のあまり命じられた言葉を忘れ、尻を下げようとした女の尻を、男が両手で掴んでガッチリと固定した。
 花弁のように慎ましやかに隠されていた女性器を、両の親指で割拓いて、内側の秘肉を露出させる。
 「…ぁっ」
 グチュリとなって、ぬかるんだ女の肉がヒクリと動いた。
 欲情に赤く充血した内側から、ヌメる汁が零れ落ちて、男の指と女自身の太腿を伝う。
 どの女もそこは皆同じで、誰もが潤んで涎を零し、欲望を垂れ流す単なる器になって男を誘うのだ。
 「あ…お、お願い、も、もぅ…」 
 もう、見ないで…なのか。
 それとも、もう、触れて欲しい…なのか。
 男にとってははそのどちらでも良かった。
 ただ、喉が渇く。
 震える目の前の熟した果肉に、男はいきなり口をつけた。
 甘く濃厚な女の味が男の口を潤す。
 上下に何度も舌を動かし、ぷっくりと膨れだした芽を押しつぶして舌先で舐め転がす。
 「ぁあっ、っ……やぁっ……ん、んん…ぅふ」
 逃れようとする女の腰をガッチリと抑え込んで引き戻し、かすかに開き始めた昏い洞に尖らせた舌を突き入れ、刺激する。
 仰け反った女が力いっぱいに紐を引っ張って、ベッドヘッドがギシリと音を立てた。
 「すげぇな、次から次に溢れて舐めきれねぇ」
 クククと笑う男の声ももう女の耳にはちゃんとした言葉になって届かず、女はただ絶えず声を喘がせ続けていた。
 女とは楽器のようだ。
 彼の指技一つで、甲高くも低くも啼く妙なる楽器。
 昔彼の親友が、さまざまな女たちと一期一会を繰り返し、一瞬の快楽を愉しんでいたのを軽蔑していた時もあった。
 けれど、しょせんこの世の全ては死ぬまでの暇つぶし。
 それなら、こうして奏でる楽器が体温を持つ肉の器であっても悪いはずがなかった。
 …個性なんていらねぇ。
 心なんて見えないものを欲しいと思ったことさえもない。
 ただ胸があって、細い腰があって、彼自身を受け入れる洞さえあればそれでいいはずだった。
 それなのに…だというのに。
 「あっ!?」 
 親指を根元まで突然つき入れられて、女の背中が波打ち強張る。
 内壁をこすってぐるりと回せば、すぐに力が抜けて、甘い声音がかえってきた。
 「ぅ…………んぅ」
 恥骨の裏側のざらついた丘を引っ掻いて、執拗に親指の腹でこすると、女が「ひっ」と小さな悲鳴を上げる。
 こすればこするほど奥から愛液が溢れ、鳥の喘鳴のような引き攣った喘ぎ声が、どこまでも甘く女の口から洩れ続けて裏返った。
 「あぁ、…も、もう、ぁあっ」
 「イキそうか?」
 親指の動きをとめないままの冷静な男の声音とは裏腹に、女は尻を高く上げたまま、懸命に首をふり、背中をぶるぶると震わせた。
 指を引き抜いた男が、伸び上がって、シーツに半ば埋まった女の耳元で囁く。
 「…まだ、イくんじゃねぇぞ」
 どんな指技よりも愉悦を生む男の声。
 低く甘く、欲望に濡れた艶声が、直接彼女の快楽中枢を貫いて、下肢を痺れさせ甘く耽溺させる。
 「俺が欲しいか?」
 「……」
 …まだ羞恥が残っていたのか。
 背中を震わせながら唇を噛みしめて、その言葉を言わない女の意気地がおかしい。
 一匹の雌となりながら、理性を残す女の恥じらいを男は嗤い、涎を垂らす秘肉を弄りながら、その液を塗り込める。
 「はぅっ……ううっ、ぁ」
 ぬるぬるする下の口は男を欲しがって、吸い付き、差し込まれた指先を食い締めて離さないのに、上の口は素直にそれを嘆願しない。
 …我慢比べのつもりか。
 どのみち、女が男に勝てた試しはなかった。
 彼しか知らない女とは異なり、両手両足の指では足りない女たちを狂わせ、肉の快楽に耽溺させてきた男にとって、最初から勝負にさえもならないのだから。
 見下ろす白いキャンバスには、鮮やかな赤が似あうだろう。
 ふと思いついた自分の思案に、男は驚き、その思い付きを振り払う。
 これまで、どの女にも執着をしたことがなかった。
 ましてや、所有の証を刻みたいなどと思ったことさえもない。
 どうせ、一夜の夢。 
 多少長く愉しむことはあっても、いずれは飽きた。
 男は自分の心の奥底を覗き込むことを拒み、尻から腰、背骨を辿って、肩甲骨の窪みまでを一気に舐めあげる。
 「ああっ!」
 「どうする?お前が言わないのなら、このままだぜ?」
 ハッと、女が見えない目を見開く。
 懸命に振り返る先は、当然目隠しに邪魔されて、女には見えるはずもない。
 だが、尻の狭間に擦り付けられる雄の高ぶりが…、男の蠱惑を含んだ低い声音が女の理性を食い破って、彼女の真の望みを口走らせる。
 「ハァッ…ぅ、お、お願い」
 「…言えよ、つくし」
 「来て、道明寺。あんたが…欲しいの」
 気が付けば、女…つくしはガクガクと何度も頷き嘆願していた。
 「あぁぁ…ッ!」
 容赦なく突き入れられた大きさに、つくしは上からも下からも涙をふりこぼし、後は止まらぬ喘ぎ声と悲鳴を喉が枯れるまで延々とあげ続けた。






 「はあ、はあ、はあ…ハァ」
 息を荒がせ、シーツに突っ伏すつくしの背骨を視線で辿り、目を愉しませていた司が、拘束していたつくしの手首の紐を存外丁寧な手つきで解てゆく。
 そして、彼女の染み一つない真っ白な背中にキスを一つ落として、ベッドから立ち上がる。
 「……、代表」
 目隠しをとり、上半身を起こして振り返るつくしを、もう司は興味ないとばかりに一顧だにしない。
 けれど足元に落ちたバスローブを手に拾って、かけた言葉には一応の気遣いがあった。
 「俺は先に出るが、お前はもう少し休んでいけ」
 汗にまみれた前髪をかき上げ、司がシャワールームへと消える。
 「ダメよ…。あたしがあんたを守るんだもの」
 胸元に引き寄せた手首に残る、少し赤くなってしまった縛られた痕をこすりながら、つくしは一人ごちた。
 もう司に届くはずもない。
 それでも良かった。
 「…行かなくっちゃ」
 激しい情事に、ズクッと腰の奥に走った鈍い痛みを堪え、つくしはよろよろとベッドから立ち上がり、司が使っているのとは別のシャワールームへと向かった。





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