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「昏い夜を抜けて…全483話完」
第五章 迷走①

昏い夜を抜けて176

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 R18です。
 内容的には、たぶん?飛ばしても大丈夫です。
 パスなし、隠しなし(通常版では隠せてますが、テンプレート的には隠せず)ですので、18歳未満の方、苦手な方ご注意をm_ _m
 ※やっぱり今回もひどい類君で、つくしちゃん半端なく可哀想です^^;
**********












 「ふぅん、自分で触ってるだけで、そんなになっちゃうんだ?」
 いつの間にか、すぐ傍で聞こえた声に、つくしがハッと目を見開き我に返る。
 「ああっ!」
 一瞬で我に返った。
 目を瞑り、現実から目を反らすことで、自分を騙していたけれど、自分に触れる指先はもちろん類のものなんかじゃなくって、自分の浅ましい手以外の何物でもない。
 感じるのは当たり前。
 だが、それをシャツ一枚乱さない男の前で、言われるままに真っ裸で恥部を晒して自慰に耽っているのだ。
 見下ろした先に、真っ白なシーツに散る自分の黒い茂みと、シミになるほどに溢れ出ている愛液が、彼女の快楽と淫蕩さを証明していた。
 「あ…あ、ああっ…いや、こ…なの」
 虚ろなな目のつくしの譫言のような声音は、彼女の傷ついた心そのまんまにひび割れてしわがれていた。
 「…まだ、全然だよ」
 「やっ!」
 いつの間にか類がつくしの背後に回り込み、抱き込んでいた。
 そして下肢に触れる指先に手を添えると、そのままつくしの指ごと赤く充血した花弁の間に滑り込ませた。
 「ああっ!」
 「…すごいヌルヌル。花が開いたみたいで、凄い綺麗だね。良く見えるよ」
 緩んで開いた花弁をさらにめくるようにして指先を蠢かせ、充血して膨れ上がった花芽にぬめりを塗りたくり、柔らかく擦るようにこねくり回す。
 「…はああっ、ああっ、ああ」
 のけ反るつくしの頭を支え、逃れようとする手を捕え、無理矢理に自慰を続行させる。
 ドロドロとつくしの中から溢れかえる蜜をつくし自身の指先で掬いあげ、割れ目を通っては何度も行きつ戻りつを繰り返す。
 つくしの入口からはむせ返るほどの女の匂いを放つ愛液が零れ落ち、シーツのシミをどんどん広げて、つくしや類の手から伝い落ちるほどだった。
 「……ぁあ、っ……ぁッ、ん………ぁっ…ぁっ、ぁっ……」
 「…入れて、牧野の中に。自分でいれて見な?」
 理性の欠片が、類の言葉に首を振る。
 今やつくしの手は類に操られるまま、それでも振りほどこうと思えば振りほどける程度の力しか類の手には込められてはいなかった。
 つくしの指を装った類の意思が、彼女の小さな芽を擦り弾く。
 「あうっ」
 瞬間走った鋭い快感に、前倒しに蹲りかけた。
 「お前色っぽいし、愉しいから…もうしばらくはこのままでもいいけど。俺の言う通りにしないなら、いつまでもお前はこのままだよ。ずっと、ストリップしてる?…それとも退屈になってきた俺がしたくなってきちゃうかも?俺と寝たくないんでしょ?こんな恥ずかしい恰好してまでここまできたんだから。純情ぶって躊躇うなんて、いまさらなんじゃない?」
 悪魔の声が、つくしの背中を押し出す。
 類の言う通り、確かにこのままでは終われはしないのだ。
 類が満足するまで。
 つくしの自尊心が粉々に壊れて、彼に屈するその時まで。
 類はその手を緩めないだろうし、この辱めは延々と続くのだろう。
 どうせ、堕ちるところまで堕ちたのだ。
 いまさら、自分の浅ましさを類に見せたところで、それがなんだというのだ。
 感じるままに感じればいい。
 浅ましい女だ、醜い女だと思われればいい。
 そう思うのに…もう零さないと誓った舌の根も乾かないうちに滂沱と涙が零れる。
 洩れる嗚咽をかみ殺して、自ら指先を自分の膣へと差し込んだ。
 「……ぁ……あ」
 心とは真逆に、肉体が待ち望んだ刺激に、甘い喘ぎが零れる。
 だが、やはり心は乾いたまま…。
 緩るみきってヌメル秘部とは真逆に、カラカラに乾いて堅く強張ってゆく。
 潤み切った温かな肉の孔は、何の抵抗もなくスルリと彼女の中指を楽々と飲みこんだ。
 そして、奥へ奥へと蠢き、まとわりつく。
 その様を見て取って、フッと嘲笑った男が、更なる欲求を震えるつくしの耳元へと吹き込む。
 「もう一本入れて?」
 言われるままに薬指も差し込んでゆく。
 「もう一本」
 躊躇するも、抵抗することなく人差し指も入れ込む。
 さすがに入り口がわずかに軋み、圧迫感と微かな痛みを感じた。
 「入れたり、出したりして?」
 ソロリソロリと言われるままに、指先を抜き差しする。
 ぐちゅっ、ぶちゅっという粘る音さえもが、つくしの耳を犯し、激しい羞恥と快感をもたらした。
 「あぅ……はぁっ、ああっ……いやぁっ……っ、ぅぅっ!!」 
 くちゅっ、ぐちゅり。
 「もっと…、それじゃあ物足りないでしょ?もっと早く動かして?」
 言われるまま、体が求めるまま、激しく出し入れを繰り返し、そのたびに新たな愛液がが溢れだし、淫らな水音を立てた。
 「はああっ、ぁん、ああっあああ…、あっ。……」
 絶頂が近い。
 まるで快楽に耽る獣のようだ。
 そう思ったつくしの心の声が聞こえたように。
 「…こうしてるとお前ってすごいエロい。雌猫みたいに気持ちよさそうに啼いてて、びちゃびちゃに濡らしててさ。ホントはかなりのスキモノだよね。清純そうな顔して、こんなことしているお前をあきらに見せるのも一興かもしれないな」
 もちろん、類の言葉はつくしを嬲るためだけのもので、本当に他の男に彼女を見せるつもりなどない。
 それでも、その類の言葉はつくしに凄まじい一撃を与えた。
 汚らわしい体。
 肉欲に負けた売春婦にも劣る女。
 そんな思いと自分の喘ぐ声、快楽さえもが、つくしの心をズタズタに切り裂く。
 …いつの間にか、喘ぐ声に混じるのは噛み殺したはずの嗚咽の方で、快楽交じりに泣きじゃくる声は、悲痛な悲鳴だった。
 「うううっ、う、う、ああっ…あうっ、うううっ。…はあっううっ、ええっ」
 狂気と正気の狭間の快楽の中で、熱い体が燃え立てば燃え立つほど心は冷たく凍えて、卑しい女の痴態と浅ましい肉体だけの抜け殻へと彼女を変えてゆこうとしていた。
 泣かないなんて、できるはずがないことだった。 
 女なのだから感じて当たり前なのだとしても、思いやりも愛もない行為に感じることの虚無は辛すぎた。
 ただ辱めるために。
 ただ卑しめるためだけに。
 結局は、類が勝って、つくしの自尊心は軋み悶えた。
 玩具にされた。
 ただ、それだけのことだ。
 いつものように、ただの肉の塊。
 つくしの哀しみも屈辱も、愛情さえもが類には何の重さもないのだ。
 …類の綺麗なビー玉みたいな目が好きだった。
  類の子供のような甘えや、孤独が愛しかったのだ。
 あの日、あの時…はじめて出逢った時から、何度裏切られても、冷たく拒絶され、変わり果てた彼を見せられても、助けてくれた高校生の時の彼をずっと拭い去れなかった。
 それなのに、心はいらないと言われたも同然に、ただの肉の塊であれと扱われて、何度立ち上がっても立ち上がっても、踏みつけられ無視され続けるのだ。





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