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「それでも貴方を愛しているから…全97話完+α」
第四章 愛憎…愛することとは①

それでも貴方を愛しているから094

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 R18です。
 内容的には、たぶん?飛ばしても大丈夫です。
 パスなし、隠しなし(通常版では隠せてますが、テンプレート的には隠せず)ですので、18歳未満の方、苦手な方ご注意をm_ _m
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 あたしは変な声が出ないように唇を噛みしめるので精一杯。
 あたしの様子に気が付いた司が、胸を掴んで引っ掻いていた指先をあたしの唇へと這わし、何度か撫で上げてくる。
 つい綻ばせてしまった唇の奥へと指を入れて、歯を撫で、舌をねぶるようにかき混ぜる。
 「うん…ん、ん…んんん~っ」
 「…声出せよ、我慢するな。お前の感じてる声が聞きたい」
 恥ずかしいからヤダと言いたいのに、口の中に入れられた指先が邪魔をして否やを言えない。
 「あっ!」
 司の指先があたしの蜜を絡め取るように、二度三度と指先を秘裂をさすったかと思うと、予告もなく一気に差し込んできた。
 一瞬驚きで体を強張らせたあたしを宥めるように、グルリと入り口を撫で、慣らすように広げてくる。
 「あ、あ、…んあぁ」
 「…ダメそうなら、言えよ?」
 「ん、だ…いじょう…ぶ」
 さっきまで感じていた快感はどこか間遠くなって、どちらかといえば異物感の方が大きいけど、怖くもなかったし痛くもなかった。
 ただ、股間から湧き上がってくるぞわぞわするような不思議な感覚に身震いする。
 司があたしの顔色と表情を伺いながら、指を二本に増やした。
 「あ!」
 「すげぇ、濡れてる。…お前の中、熱い」
 ニチャリ、ニチャリと粘着質な音があたしの下半身から洩れ、それを司の指先が生みだしているのがよくわかって、頭の中が真っ白。
 と、司の指先が、どこか一点をついて、思わずあたしは、声を上げていた。
 「はああぁんっ」
 何いまの?
 司があたしの反応を見て、何度となく、その場所を柔らかく撫でてくる。
 「あっ、あ、ああ、あん、ああっ」
 頭の中をチカチカと光が瞬き、今度は胸の頂に再び刺激を感じて、あたしは大きく仰け反る。
 「ああ、あああああぁ、あん、あああっ」
 潤いが溢れてあたしの腿まで濡れているのを感じる。
 キュッと胸の先端を強く吸われ…あたしはそのまま、司の手を強く挟み込んだまま、体を強張らせ…白いハレーションが頭一杯に広がると同時に脱力していた。
 荒い息が整わない。
 はあはあという自分の荒い息が気恥ずかしくて、司の頭や頬を撫でてくる手が優しくて、顔を上げられない。
 「…良かったか?」
 「バ…カ。言うなっ」
 なんとか絞り出した声は、甘く掠れて、なんの迫力もありはしない。
 クスッと笑った気配がして…なのに、いつのようには噛みつけない。
 「恥ずかしがるなよ。俺は嬉しんだぜ」
 「……」
 「お前を気持ちよくできて、最高」
 そんな風に素直に嬉しがられたら、これ以上なんにも言えないよ。
 夫婦になって…何年も生き物としての当たり前の欲求を我慢させて…。
 切なさに、愛しさに、あたしは堪らなくなって、腕を伸ばして司の体を抱き寄せる。 
 素直に体を乗せてくる重みを精一杯の愛情で抱きしめて。
 「…つくし」
 「あんたが好き。あんたを愛してる。何があってもどんなことがたとえこの先あったとしても、それでもあんたをずっと愛してる」
 司の体が一瞬強張り、そして、あたしを力いっぱい抱きしめ返す。
 「俺も…愛してる。どんな時も何があっても、お前だけ。俺が失えないのはお前だけなんだ」
 司の唇があたしの唇を覆い、熱い口づけを交し合う。
 舌を絡めて、唾液を交換して…一つに。
 それだけが、二人の、今この時二人が共に願う望み。
 「…触って」
 いつかのように司があたしの手を自分の股間へと導き、確かな形を確かめさせる。
 「今から、お前の中にこれが入る」
 ドクドクと波打って、熱くて堅いのに、すべらかで柔らかな肌触り。
 あたしと一つになりたがって、すでにしっとりとその先端は濡れていた。
 もう、怖くなんてない。
 だから、あたしは真っ直ぐに愛する男の目を見て、ゆっくりと頷く。
 「…来て、司」
 ふわりと柔らかに微笑む最愛の男。
 司の手が、あたしの両膝にかかり、抱え上げる。
 大きく股を開かされた格好に羞恥を憶えるけれど、もう怯んだりしない。
 「…あ」
 ぬかるみに熱い感触が触れ…グイッと入ってきた。
 じわりじわりと、ゆっくりと司が腰を進める。
 「あ、あ…あ、うっ」
 「…力抜いて」
 「う、うん」
 割けるような痛みがあたしの体を硬直させる。
 い、息を吸って、吐いて、吸って。
 懸命に呼吸を整えていると、司の手があたしの胸に掛かり、摘まむ様に胸の先端を弄ってくる。 
 「はぁん」
 胸に走った快感が、わずかに引き裂かれるような下半身の痛みを和らげ、体の力が抜けた途端…引っかかっていたところから一気に根本まで穿たれた。
 「あ…ああ、あああああっ~」
 「わりぃ」
 「うっ」
 司が労わるように頭や、首筋を撫で、少しでも快感を得させようとあたしの胸を柔らかく揉みこむ。
 そして、繋がったところをやわやわと撫でさすり、顔にもキスを落とす。
 「…キスして司」
 痛くて…痛くて…でも、体の奥に司がいると思うと不思議な悦びも湧いてきて。
 いま、あたしは大好きな男と一つになってるんだ。
 この体の中に司がいる。
 何度もキスをされながら、あたしはギュッと司の首に両手でしがみつき、溢れる涙と汗にぐちゃぐちゃになりながら、喘ぎ続けた。
 「良くしてやりたかったのに。…痛てぇ思いさせて、苦しめて…」
 「…痛い、けど、苦しくなんか、ないよ」
 司の方が苦しそうに顔を歪め、汗で張り付いたあたしの額の髪を払い、止まらない涙を大きな手で拭ってくれる。
 これは苦しみの涙なんかじゃない。
 痛いから泣いてるわけじゃない。
 嬉しいから泣いてるんだ。
 嬉しくて、幸せで。
 だから、平気。
 あたしは、痛みを堪えてニッコリと微笑む。
 動かない司が、あたしの笑みに、痛むような複雑な笑みを返す。
 「…あんたは?あんたは気持ちいい?」
 「……ごめん、すげえ…いい」
 その何とも言えない疚しげな言い方に、笑いを誘そわれて、クスクス笑いを洩らしたら繋がったところからキリキリとした痛みが伝わってきた。
 「…あ、つっう」
 「ば、バカ、動かすんじゃねぇよ、我慢できなくなる」
 顰めた顔や眉間に寄った皺がひどくセクシー。
 こういうのを色っぽいって言うんだよね。
 そう思ったら…わっと胸の中を熱い何かが湧き上がってきた。
 「…動いて」
 湧き上がった思いのままに、言葉が口から溢れ出る。
 「動いて?司。もう大丈夫だから、来て…」
 あたしの望みに答えて、今度こそあたしの一番大好きな少年のような笑顔で司が微笑んだ。
 そして、何度もあたしの最奥を突き上げ、揺さぶられ…やがてはわけのわからない惑乱の後に、激しい快感が背筋を駆け上り…熱い迸りを胎内の奥深くに感じ、脱力した。
 司がゴロリとあたしの横へと体をズラし、あたしの体を抱き寄せ、胸の上に乗せてくれる。
 そして、そのまま抱きしめ、髪にキスを落とす。
 「愛してる」
 「…あたしも愛してる」
 体を覆うやんわりとした幸福な疲労があたしに眠気を運んでくる。
 触れる手の温かさ。
 強く抱きしめてくる腕の愛おしさ。
 あたしも手を逞しい胸の上に乗せ、そっと瞼を閉じる。
 ずっと、ずっと…。
 司の胸の上で繋がれた指先にハマった一対のエタニティリング。
 あたしの指輪には司から…『To Tsukusi from Tsukasa…I love you, forever(司からつくしへ…お前を永遠に愛する』。
 そして司の指輪にはあたしから…『To Tsukasa from Tsukusi…When it is in health when you quit or you love you.(病める時も健やかなる時も貴方を愛します)』。
 その真意は…あたしと司だけが知っている。
 たとえ、あんたの心が荒んでしまったとしても、荒んでしまったあんたのせいであんたが世界中の人たちに憎まれ疎まれてしまったとしても…あたしだけは決してあんたの傍から離れない。
 あんたが望んでくれる限り、あたしを愛してくれている限り…永遠に。

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~ Comment ~

感無量

初めまして!
ホッとしました(^-^)
何故か涙してます。
感動をありがとうございます。
これからも、応援してます(^o^)

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NoTitle

やっとひとつになれましたね。
乗り越えられたんですね。
良かったです。

こ茶子さん、ガス欠中なんですね。
信義を観られたとか。
私は、シンイにはまって、1年ちょっとになります。
最終回に納得できず、さまよって二次の世界にたどりつきました。
落ち着いたころに、花男にはまりました。
今はまた新しい方が増えてきて、まだまだシンイを楽しんでいます。
とにかくチェ・ヨンにはまってますから。
もしこ茶子さんが書かれたら、どんな感じになるんでしょうか?
すごく興味があります。

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