「愛してる、そばにいて」
第8章 明日に咲く花④

愛してる、そばにいて0693

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 パジャマや下着を脱がせた類の昂りに、つくしは直接手で触れ、下腹部を押し付け擦りつけては、入るか入らないかの強さでわずかに含ませて、腰をあげることを繰り返していた。
 ゆっくりと類の欲望を育て上げてゆく。
 つくしもウブな小娘ではない。
 積極的ではなくても、二度も結婚していればそれなりの経験もある。
 最初望まれた時には恥ずかしくてしかたなかったそんな行為も、互いを愛し合うのに恥じることなどないのだと吹っ切れてしまえば、愛する人に悦んでもらいたい、気持ちいいと思ってもらいたい、とただそればかりで、愛撫しているのは自分のはずなのに、類の快楽に歪んだ顔や荒い息遣いが彼女自身をどんな愛撫よりも刺激し感じさせた。
 すでにつくしのソコはしとどに濡れそぼり、どうかするとそのまま腰を沈めてしまいたい誘惑に、腰を落としかけるたび、類の意地悪な腕が腰を持ち上げ、彼女の目論見を阻んでしまう。
 「…っぁ………んぁっ…やぁっ…はぁはぁ」
 いつの間にか翻弄していたはずのつくしから、類へと主導権が移ってしまっていた。
 一見平然としている彼の顔にもびっしりと汗が浮かび、いつもは涼しげなビー玉色の目も熱い欲望に濁っている。
 「も…っ……お……願っ」
 何度も何度も期待を裏切られ、その度に味わう激しい失望と、その後に続くだろう甘い快楽への期待とのアップダウンに、つくしは惑乱し、ついには類にねだって懇願する。
 「凄い濡れてるから大丈夫そうだけど、久しぶりだから少し慣らすね?」
 ほとんど腰を落としてしまっているが、それでもわずかに類との間にわずかな隙間を空け、立ち膝のまま堪えるつくしの足の間にするりと類の手が入り込んむ。
 まだ肝心なところに触れられてもいないのに、それだけで極まってしまいそうな快感に、つくしはビクビクッと身慄いさせては、耐えることを何度となく繰り返す。
 「んっ!」
 類の手が柔らかく彼女の下生えをかき分け、ぷっくりと膨らんだ快楽の芽を掠め、つくしにあえかな声を上げさせた。 少しづつ探索の範囲を広げ、…類の一番長い中指がゆっくりと差し入れられる。
 ビクッ。
 「痛い?」
 「…へ、いき」
 少しでも油断すれば、とんでもなく高い声が溢れてしまいそうで、つくしはぐっと歯を噛み締めた。
 それでも抜き差しをされ、二本、三本と指が増えてゆくうちに唇が自然に綻び、ぐっと感じる部分を刺激され、そのたびに上がる嬌声は甘く大きくなってゆく。
 「ああっ…あ……ああ………あ――ッ」
 類もそろそろ我慢が効かなくなってきたのだろう。
 熱い吐息を細く長く吐き出す。
 そして、彼女の腰に巻きつけ挿入を阻んで焦らせていた腕の力を抜き、軽くつくしの腰を支えるだけにして、片手でベッドサイドのサイドテーブルを探り、避妊具を手に取った。
 「俺も…、我慢するの、そろそろキツイか…も」
 「る…いぃ、あ…はぁ」
 「もう平気そうだから、いいよ……おいで?」
 「……ん」
 避妊具を手早く装着した類の優しい示唆に、何度も肩を喘がせ、荒い呼吸を期待にさらに荒がせながら、つくしはゆっくりと腰を落として、彼の熱い昂りを胎内に飲み込んでゆく。 
 「はぁっ……あ、あ、ぁあん……あぁ、あっ…あぁっ!」
 つくしが、背を仰け反らせ、歓喜に高らかに啼く。
 そんな彼女の腰を類が片手で支えたまま、もう片肘をベッドについて体を起こし、向かい合わせに彼女のカラダを抱き寄せた。
 「ん!…ゃあっ」
 ズンッとカラダの最奥まで貫かれてしまう。
 胎内一杯を埋め尽くす自分ではない人間の体温と脈動。
 かつてはそれをひどく気味悪く思ったというのに、それが類なのだと、愛してる男なのだと思うだけで、痺れるような快楽と幸福感に満たされる。
 「あ………あ………、あぁっ……ハァッ…んん〜〜」
 カラダを刺し貫く熱がぐいっと動いて、思わずつくしは類の首に両腕を回し、しがみついて、鋭い感覚に耐え、必死で彼の唇にむしゃぶりつく。
 キスをしながら彼女の背を支えていた大きな手が、まだパジャマを着たままで下半身だけを晒してしまっている彼女ののパジャマのボタンを、器用に一つづつ外してゆく。
 ひとしきり互いの唇を堪能し合い、一時の衝撃がすぎ去ると、キスを解いて、鼻先が触れるほどの超至近距離で見つめ合う。
 トロンとした目のつくしがもう一度だけ類にキスを落とし、彼の首にしがみついたまま、彼の太腿を跨いだ両足を踏ん張り、ソロソロと腰をあげ、腰を落とすことを繰り返した。
 その度にズズッと胎内を擦り上げられる感触と、生まれる熱と……悦び。
 顔を歪めていやいやと首を振り、喘いでは腰を蠢かす彼女はさぞや淫蕩な顔をしていることだろう。
 …それでもいいの。
 「ああっ…ハァッ………あ!」
 肌蹴けたパジャマの合わせから潜り込んできた手が、つくしの小さな胸を包み込んで、やわやわと優しく胸を揉み、すっかり勃ち上がってしまっている蕾の先端に舌を這わして、彼女をさらなる悦楽の極みへ追い上げ、昂らせた。
 忙しなく息を荒がせ、悦びに耽る。
 「……ぁ………ん……ふっ、類っ、気持ちい…い?」
 「ん、凄くいいよ」
 彼も感じてくれていることが嬉しかった。
 何度も繰り返し、自分を割り開く類の力強さを愉しんで、思うまま恥じらいを忘れ激しく喘ぎ声を上げて…。
 やがては見え出した限界を求めては、到達できない焦ったさに項垂れ、類にしなだれかかる。
 …息が苦しい。
 バクバクと鳴る心臓が今にも飛び出しそうだ。
 「はぁ……もう、無理?」
 うんうんと頷くつくしの返事に、類がつくしのカラダを再びゆっくりとベットへと横たえ、彼女の両脇に置いた腕に力を込め、腰を揺らし、自分自身に彼女の深みへとさらに押し付け、彼女を貪欲に求める。
 「ああっ!」
 グリグリと中をかき混ぜられる。
 先ほどの穏やかさとは真逆の激しさと力強さ。
 蕩けたつくしのカラダはすぐに馴染んで、彼の熱い求愛に応えて、自らも腰を揺らし貪欲に類を求め返す。
 「…つくしっ」
 「ゃん…る、い」
 互いの結合部からグジュグジュといやらしい粘性の水音を音をたて、溢れ出したつくしの愛液で、互いの茂みがべっとりと濡れて素肌に張り付く。
 彼女の感じるところばかりを押し付けるような動きで擦りあげていた類が、強弱をつけてさらに彼女の弱いところを攻めたてる。
 「あ………ああっ、あ……あああっ!」
 重なりあう吐息と、溶け合って混じり合う互いの体。
 まだこのまま二人溶け合ったままでいたいと類にしがみつき、懸命に弾けてしまうのを堪える。
 けれど限界が近い。
 チカチカとした白い光がつくしの脳裏に広がりだし、一気に駆け上る。
 つくしの胎内がぎゅうと収縮しだす。
 「うっ」
 まるで繋がった部分からつくしのさらなる奥深くへと吸い込まれるような感覚に、類もスパートをかけ一気に彼女の中を突き上げ、貫き……弾けた。
 …ああっ。
 「あああぁっ!!」
 「……っ」
 互いに一瞬体を強張らせ、…やがては脱力した類がゆっくりと彼女の胸へと落ちてくる。
 「はぁ、はぁ、はぁ」
 「……ハッ、ハッ、ハッ」
 しばらく互いの荒い息の音だけが続いた。
 類の形の良い頭を両腕で抱きしめ、彼の柔らかな茶色の猫っ毛のてっぺんにつくしがキスを落とすと、類がクツクツと機嫌よい笑い声を零し、気持ち良さそうに彼女の胸で目を瞑る。
 …愛しい。
本当に彼が愛しいともう一度、彼の頭にキスをしてつくしも多幸感に包まれ、そっと目を瞑る。
 類と抱き合うたび、彼女は癒された。
 愛され大切にされる喜びと、自分の意思の元、自分自身を生きているのだという自信が、彼女の自尊心を取り戻してくれた。
 直接的な肉体の快感は一時の熱情を満足させはするけれど、そうしたこととはまた違う悦びと愛。
 女は肉の悦びを心で感じて、心の満足を身体の快楽に変えることのできる生き物だから。
 無意識のうちに彼女が類の手を探して手を伸ばすと、無言のまま類がその手をとって握り返してくれる。
 彼女とはまるで違う大きく力強い手は、彼女をけっして傷つけることなく、たたそこにいて囁いてくれていた。
 ーーーありのままのお前でいいのだ、と。
 どんな彼女でも、守り支えるからと言ってくれていた。
 …私もあんたを守る。守り支え、助けると誓うよ。あんたが私を助けてくれたから。
 静かな諦念と孤独、寂寥の中に臆病に蹲っていた彼女を叱咤し、責めるのではなくただ寄り添うことで立ち上がらせ、再び前へと進む力と勇気を与えてくれた人。
 「……おやすみ、類」
 「おやすみ、つくし」




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>桜餅様

こんにちは。
いつも応援ありがとうございます^^


また、たくさんのご質問もありがとうございます。
『質問』と前置きされているので答えさせていただきます。


が、正直、本来ならば、私からはあまりお答えする『答え』がありません。
以前にも何度か返信させていただいたと思うのですが、まずは、


1.物語が完結していない為、物語の未来方向にあたる部分に関して、たとえ私自身の執筆が終わっているにせよ、そこはお答えすることができません。


2.書き手である私にも、私なりの意図やキャラクターの人物像があり、読者の方々にこう感じてもらいたいというものがあることはたしかですが、10人いれば10人の感性があり、私と全く同じ感性を持つ人がいない以上、まったく違う捉え方をされていても仕方がなく、私にはどうしようもないことです。
読者さんそれぞれが感じるままに感じてくだされば、と思います。


3.私は自分の書く物語の言い訳を、物語上ではなくこうしたやり取りでしたいとは思いません。私が表現したいことはすべて、物語で説明しているつもりです。それでもなお伝わっていないとしたら私の能力不足であり、また、読者さんと私の感性の違いなのではないかと思っています。



この三点を前置きした上でお答えさせていただきますが、


【質問①】…「つかつく」という物語のヒーローである司ではなく、
司の親友である類とつくしのSEXをこうも何度も書かれるのは
何か意図でもあるのでしょうか?
(以下、省略)

もちろんあります。
私は基本、R描写が苦手な書き手なので(読むのは好きですが、Rはボキャブラリーが少ないせいか、普通?の場面のようにパソコンに迎えば浮かぶということがなく、かなり毎回悩み、執筆速度的にも数時間にも渡って考え込むこともザラです)、なければないに越したことがないと思っています。
なので、全部朝チュンにしてしまいたいところですが、このお話は『セックス』から始まった過ちであり、かなりそこから派生したヒロインの心の傷と再生を描いている(つもり)性質上、私はソコをこそ表現が必要だと感じています。
逆に、エンド・ヒーローとのラブラブR的なものはオマケ的なもので、せいぜいラストに一回あるか、番外編であれば十分だと思っています。
エンド・ヒーローとのRが必要なのは、ラブラブなRではなく、原罪とその後…現在編に至るまでの過程でしょうか。


司とのRはこの物語ではなく、他のラブコメなどの作品で楽しんでいただければと思いますm_ _m


【質問②】、【質問③】…

桜餅さんが考察されたこのお話での『つくし』像、『司』像は、ドンピシャリで、私が描いているつもりでいる人物像が正確に伝わっていると思います。
ただこのお話で留意していただきたいのは、

まず

 原作とはまったく違う流れのお話であり、原作3巻時点の分岐である。つまり、まったく司のことを好きではない、類を好きな状態からの分岐のお話だということです。
 原作のようなあれこれあって愛情を深めていった…という歴史が一切ありません。
 私の中での彼女は恋に一途な少女…つまり、一度前の恋を彼女なりに消化しないと次の恋にいかない人物に捉えています。
 原作で初恋の類を完全に吹っ切ったのも、3オン3勝負の後、類に完全にフられた(そう彼女が感じた)頃からであり、カナダの別荘でもまだ少しだけ引きずっている感じがありました。
 美形御曹司の司に猛プッシュされたからといって、すぐに乗り換えることはせずに、遥か後、司と付き合い始めた(一ヶ月の約束ではなく、亜門編の後)折に類に、自分がかつて彼を好きだったことを告白したことで完全に類への恋が終わったのだと、私は解釈しています。
 つまり、『愛している、そばにいて』では、類への恋は終わらないまま、司にさらわれ騙され…、元々ない土台の上=砂上の楼閣に築かれた愛情だったわけです。
 類を一途に想い続けていた状態…と言っていいかはわかりませんが(記憶がなかったので)、少なくとも彼は隼斗や別の誰かとは違う存在であることは確かです。
 つくしの司へのかつての愛情が本物かどうかは、読み手それぞれに違う解釈がありますし、まだそこらへんのところは、皆さんに公開していない&執筆しきっていないので、私からも何とも言えません。
 読者さんにもわからないところでしょう。
 たしかにつくしはかつて司を『愛していた』と認識していますが、それは10年間ずっとではなかったことは、これまでもチラホラと物語内で本人が口にしている…読者さんにもそれとなく伝えているはずです。
 また、この『愛』こそがストックホルム症候群そのものであり、そこから解放されて初めて、つくしの『愛』もまた解放されるわけですが、だからといって彼女と司の10年間は実際にあり、彼女にもそれを完全にウソ、偽りのものではなかったとは言い切れないからこその『愛していた』なのではないでしょうか?
 また、司と離婚し、司も別の人間と結婚した(=神崎遥香は別として)ことで二人の縁はすでに完全に切れているわけですので、二人はあくまでもまったくの他人。
 息子の存在がなければ、双方もう二度と関わることがない間柄だと認識するのが普通です。



【質問④】…

 私自身もこの物語の『つくし』、『司』を完全に原作と同じ人物像だとは思っていません。
 まずは『司』ですが、この物語の司はかなり卑劣です。
 原作初期の司も、つくしを手下に襲わせたり、イジメを示唆するなどかなり卑劣ですが、少なくてもつくしを騙したことがありませんでした。
 しかし、物語のストーリーの先が違う以上、同じシチュエーションではないので、そこは書き手次第。
 原作者さんがもし同じ分岐に進んだとして、どう描かれるか私にもし知りようがありません。
 しかし、原作での司はそこまでストーカー気質ではなく、けっこう原作連載中何度かつくしを諦めているエピがあります。
 3オン3勝負の後、類に耳打ちされなければ、あるいは、漁村に行ったつくしにフラれた時も類にやはり炊きつけられ、ニューヨーク編の折にも滋が介在しなければ諦めたようなエピがあります。
 なので、あくまでもどんなつくしでも愛している『司』像は、私が加味を加えイメージした司像であって、読者さんたちとは噛み合わなくても仕方がありません。
 つくしに対してはまた、事情が違って、司やF3ほどには個性が際立たない為、物語によってまた異なってきます。
 が、原作で考えると、集団で襲うように示唆した司をも許せる彼女なら、レイプされたくらい?許せるものなのかも…という気がしなくもありません。
 レイプを『くらい』と言えるかは、また別問題ではありますが…。



 桜餅さんは『夢で逢えたら』や『アネモネ』などの司をカッコイイと言ってくださいましたが、全く別の感想を持っている方もいらっしゃいます。
 双方連載中、特に『アネモネ』の折には、どうして司やつくしをこんなにも汚す書き方をするのか、ファンのみなの気持ちを考えてくれという嘆願も何度もありました。
 ファンあっての二次だろうと。
 さすがに最終話で、苦情はありませんでしたが、それでも最終話近辺、バッドエンドの方が良かったという読者さんもいらっしゃいましたし、つくしの自分可哀想的なところがイヤだ、酔っている、等感じている読者さんもチラホラいて、コメントをいただきました。(私の処女崇拝的なところがちょっと…とおっしゃる方も^^;わたし的にはそんなつもりはまったくないのですが)
 しかし、一方では桜餅さんのように好いて下さる読者さんもいらっしゃる。
 感性は十人十色。
 実は司好き、類好き、の区分けだけではなく、司好きの中にもいろいろなタイプの方がいらして、必ずしも桜餅さんと似た感性を持った方ばかりとは言えません。
 逆に、桜餅さんのように類つく章を苦痛に感じていたり、つまらないと感じている読者さんもいるように、楽しみにしている、あるいはこの章が終わるのが苦痛だとコメント下さる方もいらっしゃいます。
 また、類が好きで司が嫌いだったけれど、この司には幸せになって欲しいと思うとコメントをもらったこともあります。
 私自身は、原作が好きなので、司も類も、F4全員、もちろん滋や桜子も好きです。
 海や浅井も特別に好きなわけではありませんが、嫌いではありませんし、味のあるナイスなキャラクターだと思っています。


 結局長くなってしまいましたが、私から一番言いたいのは、ご自分で読みたい作品を選んで欲しいということ、それにつきます。
 桜餅さんの感じるままに、物語を楽しんでください。
 もしかしたら、反感を感じるかも知れない。
 あるいは、それなりに興味を継続できるかもしれない。
 それは私にもわかりません。
 しかし、面白いと思える限り、楽しんでいただければと思います。
 肝心なのは『面白い』であって、つかつくだからと無理に読んだとしても、つかつくにもいろいろな物語があります。
 バッドエンドもあれば、すでに最初からエンドヒーローが死亡しているお話もあるでしょう。



 また、桜餅さんが一番気になっている問題ですが、うーんどうでしょう。
 レイプした相手も愛せる女がいるのなら、なんでもありかな?
 実のところ、そうしたところを私は深く描くつもりはあまりありません。
 あるいは番外編のテーマにすることもありえますが、正直本編の主題とはかなり離れてきますので、まあ、ハッピーエンドになればいずれはなるようになるかな、ということで。


 最後に、

 類つく章だけでも『こ茶子DAY』のように一挙公開して欲しい。

 ということなのですが、すみません、それはできません。
正直、以前のような情熱がない私にとって、かなり花男を描き続けることは、楽しみよりも義務感が大きく、一度休んでしまうと完結まで書く事がないことから先々まで書き続けてはいます。
 が、この執筆もサラッとかけているわけではなく、『こ茶子DAY』の一週間分(56話)を描くのにも半月~一ヶ月近い月日を消費しています。
 この努力に対して、実は毎回更新の度にコメントをくださるような方はごくごく少数。 私にとって、このコメントが商業誌の金銭と同意の意味を持っています。
 コメントを強要することはできません。
 書くという行為は自ずと書かずにはいられない、あるいは書きたいと思ってくれる文章だったということだと思うから。
 しかし、半月かけて書いたものを数件のコメントだけで頑張るには私には燃料的には辛いのです。
 なので、厳しいことを言わせていただけば、面白いと思う、楽しめる方だけに読んで欲しいというのが正直なところで、どこそこはつまらないから飛ばして欲しいという要望は、パスワード制にした折に多くいらした方々と同様、起承転結の起→結だけがわかればいいというのと同意に聞こえるのです。
 そして、またこのつまらないところ、あるいは読むに堪えないところというのは人によって違うのは言うまでもありません。(過去編を飛ばしているという方もいます)
 なので、読まないで欲しいとはいいませんが、自分には無理だと思うところを除外して読むのは読者さんそれぞれの判断でよろしくお願いいたします。
 読まなければいいのに、気になってしまうから読んでしまう。だから、対処をして欲しい…それはパスワード制にした折に私に対して要望されたものと同じことだと思うのです。



 文章中、失礼な物言いもあったかと思いますが、ご容赦を。
 しかし、その上でこの先も、このお話を読み続けるかどうかを判断されて、……私の作品を楽しいと桜餅さんが思ってくださることを願っています。
  

ありがとうございました!

こ茶子さん、失礼な物言いなんてとんでもない。
貴重なお時間を費やして、
長い回答をしてくださるお気持ちがとても嬉しいです。
お忙しい中、私ごときの長い質問を読んでくださり
返事もしてくださり、ありがとうございました。

司つくしを純粋に応援する読者の一人として
現在かなり厳しい流れが続いてます。
そこで、司と再会したら、
こうだったらいいなぁと、勝手な妄想してみました。
あくまで妄想のへたっぴな小話なので
嫌な方は、スルーでお願いします(汗)。


(注)ネタバレあり


~司とつくしの再会編~

司「戒の心を取り戻すには、時間がかかるだろう。
  それでもお前は、戒の実の母親だ。会いたければ、会えばいい。」

つくし「・・・ありがとう。本当にありがとう」
涙が溢れてくる。

司は、つくしを優しく微笑む。

ああ、この人の優しい笑顔を覚えている。
遠い過去、幸せだった頃の記憶が語っている。
心の中で懐かしさを感じるつくし。

部屋を出て行こうと背中を向ける司。

つくし「あ、あの!つか・・・ど、道明寺・・・私、その・・・」

司が自分と類との関係を知っていると、類から聞いていた。
司とは離婚して、何の関係もないからと、
類とのことで別に罪悪感はないのだと、今まで心に言い聞かせてきた。
でも実際に司を目の前にすると、どこか落ち着かない。
どうしても司から直接聞いて確かめたかった。
呼び止めてしまったからには、もう遅い。

司「どうした?なにか用事でもあるのか?」と、つくしの方へ振り向く。

つくし「・・・道明寺は、私と類とのこと・・・を」

司「・・・・・・」

部屋が静寂に包まれている。
高級なアンティーク時計からの音だけが聞こえてくる。
空気が重くて、苦しくて・・・。お願い。何か言ってよ。
つくしは、右手を胸に当てて、司からの言葉を待ちながらジッと見ていた。
一瞬、そう一瞬だけ、
司が苦しそうな表情をしたのは、きっと見間違いじゃない。
つくしは、顔を床に向ける。
そのまま司からの言葉を待つことにする。

司「・・・・・。」
つくし「・・・・・。」

司は、再びドアの方に身体を向け、つくしに大きな背中を向ける。
自分の苦しい気持ちを、表情を見られたくない司。

司「・・・・知っている、全部。
  でも、安心しろ。
  もう昔のようにお前を監禁するような真似はしねえよ。」

つくし「そ、そんな心配はしていない!」
顔を上げ、つくしは、司の大きな背中を見つめながら強く答える。

司「お前が類とどうなろうが、今の俺には関係ない。
  俺が惚れて、心から愛した、この世でたった一人の女。
  道明寺つくしは、・・・・・もういない。」

つくし「・・・・・・・」

司「ふっ。お前も俺の性格ぐらい知ってんだろ。
  類とお前が一緒にいることを初めて知ったときは、
  嫉妬で気が狂いそうだった。
  でも、お前の手を離したのは俺だ。
  その俺が文句を言える立場じゃねえよ。」
  
つくし「・・・・・・・」

つくしは、ただ黙って聞いていた。
司の性格を十分に知ってたはずなのに、
それでも、類と寄り添う方を選択した。
別にそれを後悔なんてしていない。
でも、心が苦しくなってくる。
もう記憶がない頃の私じゃない。
司を愛した記憶も今の私にはあるのだから。
ここで何か言えば、司を傷つけてしまいそうで。
何も言えなかった。

司「もう今更だろ。」  
たしかに今更だ。
  
司「お前は、自分のこと、戒のことだけを考えろ。
  俺のことは、気にしなくていい。」

大きな背中が寂しそうに、哀しそうに見えてくる。

司「それに・・・・・」

つくし「・・・・それに?」

司は、つくしに振り向く。

司「類に抱かれた女を愛せる訳ねえだろ。
  俺は、アイツみたいにあわよくばを狙うような軽い男じゃねえよ。」

つい先ほど見せてくれた、この綺麗な男の
懐かしくて優しい微笑みは、そこには無かった。

つくし「類はそんな人じゃ・・・ないよ。」  

司「だが、俺が何よりも大事にしていたことはアイツは知っていたはずだ。
  屋敷にも来てたからな。お前に会いに。
  その結果、奪われたことには変わりない。」

つくし「・・・・・・。」
たしか類も司ならそう受け取るだろうと言っていた。

司「今のお前は、俺だけが知ってる惚れた女じゃない。
  だから、余計な心配するな。ましてや同情なんていらねえ。」 

つくし「同情なんて・・・・」
そんなつもりなんかない。
つくしは、心が締め付けられるほど痛かった。

ドアのノブに手をかけ、大きな背中をつくしに向けたまま。

司「俺は・・・・・・、
  ガキの頃から1度も幸せというものを感じたことが無かった。
  でも俺とお前が夫婦してた10年間だけは、本当に幸せだった。
  だがそれは、記憶のないお前を騙してできた偽りの幸せ。
  所詮、俺は、本気でお前に愛されてなかったってだけだ」

つくし「!?」

司は、振り返ることなく、そのまま部屋を出て行った。


とまあ、せめてこれぐらいクールに
司は、つくしを突き放して欲しいかな。
だって類とつくしがこうも深い関係になってると、
司だけ一途につくしを想うだけだと、なんか納得いかない。
ED持ちの司があまりにも哀れすぎてカッコ悪いかなと。
つくしへの想いを封印しようとする司を書いてみました。


本編は、まだまだ長い話のようですね。
本格的なつかつくは、来年からか?
果たして、どんな展開になっていくのだろうか。
何かしら大きな事件とかあるような気もしますが。
8章の終わりに意外な人物が!?も気になってます。
誰なんだろ。
類が嫌いな私には、
今は「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」です。

こ茶子さん!
来年からの展開(つかつく)を凄く楽しみにしています。
そして、作品完了して、次は番外編ですかね?
それらもすべて終えたとき「恋愛の品格」続き書いて下さい。
めちゃ気になる・・・あの後が・・・読みたい!!
執筆頑張って下さい。

長くなりました。失礼いたします。

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