「中・短編-」
恋とウソと誤魔化しと…7話完

恋とウソと誤魔化しと…6

 ←恋とウソと誤魔化しと…5 →恋とウソと誤魔化しと…7~完
◇更新情報他雑文 『こ茶子の日常的呟き』へ
【君を愛するために】オススメ作品!?
ランキングもよろ(・ω-人)
ブログランキング・にほんブログ村へ
いつも応援ありがとう♪
**************************************

 R18です。
 パスなし、隠しなし(通常版では隠せてますが、テンプレート的には隠せず)ですので、18歳未満の方、苦手な方ご注意をm_ _m
 今回はわりに温いと思うんですが、まあ、一応。
******************

*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
 ホテルの部屋に引っ張りこまれたとたんに、抱きしめられてキスされていた。
 超至近距離に迫ってきた綺麗な顔に、ボウッと見惚れているうちにチュッて。
 「…ぁん、そ……チュッ……んん……クチュッ……ハァ」
 名前を呼びたいのに、どうしてこんなことになってしまったのか思考がまともなカタチをとる前に、総の唇の熱さと吸い付いてはあたしの唇をなぞる舌先の情熱に蕩かされる。
 まるで焼けた鉄を押し付けられてるみたい。
 そんなバカなことを思っていたら、キスをしていた総があたしから顔を離して、目を覗きこまれていた。
 …やだぁ。
 あたしのこんな顔恥ずかしすぎる。
 総の目の中に映っている、淫らな女の顔。
 それを見るのがイヤで、ギュッて目を瞑った。
 すぐに総の唇が、あたしの唇の上に戻って、ピッタリと合わされる。
 気が付けば、潜り込んできた総の舌に歯や歯茎を舐められて、その甘い感触に口の中奥深くまで、総の舌先の侵入を許してしまっていた。
 囚われる。
 総の生み出す快楽に。
 …気持いい。
 総にキスをされるたびに、体中が痺れてあたしの女の欲望が湧き上がる。
 そのキスはいつも凄く濃厚で、総の舌先に翻弄されて、あたしは息も絶え絶えになってしまう。
 「はぁ……ん」
 伸し掛るようにしてあたしの身体をドアに張り付けている総の手が、ダランと体の横に伸ばしていたあたしの手を取り、手と手を恋人繋ぎに絡めて手の甲にキスを落としてくれる。
 「………ん、…も…ぅ、いき…なり…なんだ、…から」
 唇が離れたとたんに溢した愚痴に、フッと笑った総の顔は、妖艶な色気に満ちてあたしの背筋をゾクリと震わせる。
 「ずっと我慢してたんだ。お前に逢えたらこうなるのは当然だろ?」
 「…ホン…ト、エロ門…ぁあっ」 
 ユルユルとあたしの体を這っていた手が、服越しにツンと勃ってしまっているあたしの胸の先を探り当てて、指先でクイッて捻られた。
 凄い快感。
 「エロ門上等。…すげぇ、お前の心臓ドキドキしてる」
 「そ、それはそうだよ」
 だって、総に触られてるんだもん。
 体中の毛穴が、総に触られたところから沸き立って、ゾクゾクとした悦びを生んでゆく。
 いつもは、恥ずかしいとかそんなことばかりが先立って、気持ちイイってことも素直に言えないのに。
 「そ、総っ」
 「……どうした?」
 総の手と繋がれていない方の腕を、彼の逞しい首に回して自分からキスを強請る。
 …ああ、好き。
 この人が本当に好きだ。
 あたしの胸に柔らかく触れていた総の手が、いつの間にか胸の半ばまでブラウスのボタンを外していて、ブラジャーで寄せたボリュームの足りない胸の谷間に吸い付いていた。
 ツキン、ツキンって、胸の至るところに走る小さな痛み。
 あたしが総のものである証。
 「…っぅ」
 ここのところシミ一つつくことがなかったあたしの素肌が、総に赤い花を散らされてゆく。
 「そ、総…ベッド、ベッドに行こっ」
 「…クスッ。ベッドぉ?」
 「お願い」
 こんなところで忙しなく抱き合うんじゃなくって、ちゃんと愛し合いたい。
 総に愛してるって伝えて、総に愛されてるって実感したい。
 そんなあたしの気持ちを総もわかってくれたのか、
 「……仕方ねぇな」
 そうボヤいた総があたしの膝裏に腕を入れて、横抱きにあたしの体を抱き上げた。



 *****



 「ああん……ハァ……ん」
 口を閉じる暇もないくらいにあまりの気持ちの良さに、ひっきりなしに喘がされる。
 総の手や唇が、あたしの体の隅々、いろいろなところを這い回って、ドロドロに溶けてしまいそうな凄まじい快感に、あたしは身悶えることしかできない。
 「うっ………、あっ…あっ」
 総の眼前にあらわに晒してしまっているあたしの小さな乳房が、総の大きな手に包み込まれて、その膨らみの感触をジックリと確かめるようにやわやわと揉み込まれている。
 「やっ…も、そこ…ばっか」
 ジレたあたしがつい抗議してしまう。
 揉まれていない方の右胸は、総の唇に含まれては甘噛みされて、さっきから何度も総の舌先にネットリと乳首に絡みつかれて舐られてしまっていた。
 右胸の先っぽは、愛されずぎてさっきからジンジンと疼いていて、触られすぎた左胸はいつもよりずっと柔らかく、総の手の中でフニャフニャになっている気がした。
 「なんだよ、つくしちゃん。もう我慢が効かなくなった?」
 あたしはこんなに感じすぎて、わけわからなくなっているっていうのに、なんなのこの男のこの余裕。
 経験値の差だって言われてしまえばそれまでだけど、いつもいつもあたしばかりが総に翻弄されて、気持ちよくされるばかりで、ホントに悔しいっ。
 「バカ」
 総があたしの顔をジッと見下ろして苦笑した。
 「…余裕なんて、俺にだってあるかよ」
 「いつも…余裕綽々でしょ?ハァ…テ、テンパって、一杯一杯になってる、あたしのこと、ガキっぽいって…思って、ん…物足りないんじゃ…な…いの?ぁ」
 思ってもいない悪態が口をついてでる。
 ううん、思ってないんじゃない。
 いつも思ってるんだ。
 総の周りの綺麗な人たちを見るたび、彼の執心をまだ引きつけていられる奇跡が信じられなくって。
 だから、逃げてしまうのかもしれない。
 本当は周囲がどうのとか、嫌がらせされるがイヤだとか、そういうことじゃなくって…周囲に知られてしまうことで総の囚われ逃げられなくなるのが怖くて、それで無意識のうちに逃げ道を探してるのかも。
 もし、また…道明寺との時のように、総と別れることになってしまったとしても、心のどこかで引いた境界線があたしを守ってくれる、なんて。
 一人になった時、総を忘れられず囚われたまま生きてゆくことになんてなったら、辛すぎる。
 あたしの怯懦と卑怯さが、あたしに真っ直ぐ好きだと伝えてくれる総に猜疑心を抱き続けて、彼を傷つけ続けている。
 ボロリと溢れた涙が、堪える間もなく溢れて、頬を伝わる。
 それを痛そうな目で見ていた総が、あたしの頬に指先を這わして、その涙を拭ってくれた。
 涙のあとを優しい唇が辿る。
 「泣くな」
 「…総」
 「泣くなよ。俺がお前の弱さも寂しさも、すべて埋めてやるから…だから、素直になれ。意地ばっか張ってねぇで、欲しいものを欲しいって手を伸ばせ」
 両腕を総の首に回して、引き寄せ、甘く囁く。
 「総が欲しい。総が欲しいよぉ……あぁっ」



◇更新情報他雑文 『こ茶子の日常的呟き』へ




web拍手 by FC2



関連記事
総もくじ 3kaku_s_L.png イベント
総もくじ 3kaku_s_L.png だから今日も I'm so happy…百回分の花をあなたに
総もくじ 3kaku_s_L.png ******【司×つくし】******
総もくじ 3kaku_s_L.png 百万回の微笑みを愛の言葉にかえて
総もくじ 3kaku_s_L.png 陽のあたる処でシリーズ(短編集)
総もくじ 3kaku_s_L.png Fly me to the havenシリーズ…36話完
総もくじ 3kaku_s_L.png アネモネ…全171話完+α
総もくじ 3kaku_s_L.png ******【類×つくし】******
総もくじ 3kaku_s_L.png 中・短編+
総もくじ 3kaku_s_L.png パッション…①24話②22話完
総もくじ 3kaku_s_L.png 陽だまりの詩シリーズ(短編集)
総もくじ 3kaku_s_L.png ****【総二郎×つくし】****
総もくじ 3kaku_s_L.png 中・短編-
総もくじ 3kaku_s_L.png ****【あきら×つくし】****
総もくじ 3kaku_s_L.png 中・短編^
総もくじ 3kaku_s_L.png ***【その他CP】***
総もくじ 3kaku_s_L.png 中・短編'
もくじ  3kaku_s_L.png 倉庫
総もくじ  3kaku_s_L.png イベント
総もくじ  3kaku_s_L.png だから今日も I'm so happy…百回分の花をあなたに
総もくじ  3kaku_s_L.png ******【司×つくし】******
もくじ  3kaku_s_L.png 
総もくじ  3kaku_s_L.png 百万回の微笑みを愛の言葉にかえて
総もくじ  3kaku_s_L.png 陽のあたる処でシリーズ(短編集)
総もくじ  3kaku_s_L.png Fly me to the havenシリーズ…36話完
総もくじ  3kaku_s_L.png アネモネ…全171話完+α
総もくじ  3kaku_s_L.png ******【類×つくし】******
もくじ  3kaku_s_L.png 拍手小話+
総もくじ  3kaku_s_L.png 中・短編+
総もくじ  3kaku_s_L.png パッション…①24話②22話完
総もくじ  3kaku_s_L.png 陽だまりの詩シリーズ(短編集)
総もくじ  3kaku_s_L.png ****【総二郎×つくし】****
総もくじ  3kaku_s_L.png 中・短編-
総もくじ  3kaku_s_L.png ****【あきら×つくし】****
もくじ  3kaku_s_L.png 拍手小話^
総もくじ  3kaku_s_L.png 中・短編^
総もくじ  3kaku_s_L.png ***【その他CP】***
総もくじ  3kaku_s_L.png 中・短編'
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png ストック
もくじ  3kaku_s_L.png R短編集
もくじ  3kaku_s_L.png アネモネ R
もくじ  3kaku_s_L.png 恋愛の品格 R
もくじ  3kaku_s_L.png 愛妻生活 R
  • 【恋とウソと誤魔化しと…5】へ
  • 【恋とウソと誤魔化しと…7~完】へ

~ Comment ~

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

エロ門さん…
フェロモンだだ漏れですよっ!!
やっぱり愛し合うと素直に伝わることってありますよね。
総ちゃんもつくしちゃんも、なかなか素直になれなさそうだから、肌と肌を合わせた時くらい、素直になって欲しいものです♪

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【恋とウソと誤魔化しと…5】へ
  • 【恋とウソと誤魔化しと…7~完】へ
にほんブログ村 小説ブログへ💛
スポンサーリンク

┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
女性に大人気!ビジネスから恋愛相談まで全部500円~!  
価格満足度97%、日本最大級のココナラに今すぐ登録!!

┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘