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愛人~2016年夏

Without You~慕情~ 【司×つくし】

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※写真:by ulyankina
愛人

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 R18です。
 パスなし、隠しなしですので、18歳未満の方、苦手な方ご注意をm_ _m
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 背後からつくしの体を抱き上げた男の両足が、彼女の膝を割り、立てた自分の足に片方づつ乗せ、グッと大きく広げた。
 「やあぁっ!!」
 大胆にさらけ出された彼女の秘部が室内をぼんやりと照らす星明かりで、ヌラヌラと濡れそぼったありさまをあらわにしていた。
 とっさに足を閉じたくても男の力で押さえつけられ、後ろ手にひとまとめに掴まれた手はビクとも動かすことができない。
 羞恥に真っ赤になった顔を覗き込んで、男がニヤリと笑う。
 「…ふぅん、身持ちが堅い女房ヅラして、お前のソコはずいぶん物欲しげだぜ?」
 嘲笑する男の視線を避け、つくしはそっぽを向いて、男を無視した。
 しかし、男はそれを鼻で笑って、彼女の抵抗を抑えている手とは反対の手で、つくしの顎を強く掴んで唇を合わせて激しく貪る。
 「む……んん…ハァ………んぁ…クチュ……ん」
 顎から離れた手が、激しいキスを彼女に与えたまま、顎の下、ほっそりとして頼りない首筋、華奢な鎖骨を辿って、ふっくらとした膨らみに辿り着く。
 「は……ぁっ……ん………ん…ぁあっ」
 大きな手がまるで包み込むような柔らかさで、彼女の膨らみのカタチをなぞる。
 荒々しいそのキスとは真逆な優しさで。
 つくしの目から涙が溢れた。
 男はきっと彼女の涙を生理的なものだと思っただろうけれど。
 互いの合わさった唇の合間から、飲み込み切れなかった唾液が溢れて、つくしの顎を伝い落ちる。
 舌を絡めて舐る動きに、やがてはつくしも自ら絡め合わせて…まるで食い合う二匹の獣のようにしのぎを削って互いの快楽を引きずり出す。
 どのみち、夏の夜の見せた一時の夢だというのなら…たとえ目の前にいる男が何者であろうと、この快楽をただ感受すれば、それでいい。
 …どうせ、あたしのあいつはもういない。
 この世のどこにもいないのだから。
 「はぁ…んぁあっ………ぁあっ」
 「…とても、子持ちの30女の肌とは思えねぇな」
 ツンと固く尖って勃ち上がっていた彼女の胸の赤い蕾を、指先で摘んでは弄んでいた手が、汗にまみれてヌメる素肌をスルスルと滑って、彼女の足の間へと入り込んだ。
 「くくくっ……熟れて今にも落ちんばかりの果実ってとこか。…気持ちいいか?」
 「……んぁっ、き、気持いっ」
 こだわる心もプライドもすべてを捨ててしまえば、ただそこには脳を焼く快楽があるばかりで…。
 下腹の奥…子宮から湧き上がる淫欲の疼きに、忙しなく荒い息を吐き出してつくしは身悶える。
 濡れた茂みをかき分け、男の指先が熱く息づく小さな花芽を探り出して摩った。
 摩って捏ねて…弾いて、柔らかく抓む淫らな動きにかき乱される。
 いつの間にか拘束されていた手は解放されていたけれど、つくしの体は逃げるどころか、自分を苛む男の手や腕に縋って爪を立て握り締めていた。
 …気持ちが良すぎる。
 忘れかけていた女の悦びが、彼女を『女』なのだと思い知らせて…。
 「ひゃあっ…ぁ……ぁ……あぁっ……ぅ…ん」
 やがて抱え上げられていたつくしの白い太腿がブルブルと小刻みに震えだして、背がビクビクッと跳ねあがる。
 絶え間なく零れ落ちる喘ぐ声を、逞しい腕を噛むことで堪える彼女の蕩けて緩んだ入口に、ヌルリと男の長い二本の指が沈み込んでゆく。 
 ぬちゃぬちゃと粘着質な水音を立てて抜き差しされるその指を、ねっとりと彼女の媚肉が包み込んで離すまいと食い締めた。
 「は、あぁ…いいっ…ぁあっ!」
 擦られ、快楽のポイントを突かれるたびに思考に霞がかかった。
 男は指先を彼女の胎内から引き抜くと、彼女の視線を意識して、見せつけるようにペロリとその濡れた指を舐める。
 その姿にさえ、女の劣情が擽られて、キュンと下腹の奥が疼いた。
 更なる快楽を求めてユラユラと揺れる細い腰を男が掴み上げると、天を突いて屹立する自らの剛直の上へと彼女のヒクつく入口をあてがう。
 「はぁ………ぁ……ぁんっ……あ!……ん」
 焦らすように二度三度と、滴る粘液に覆われた割れ目へと擦り付け、彼女の中へとわずかに潜っては引いてく男の動きは、つくしに期待と失望の呻きを交互に上げさせる。
 「…どうする?」
 「ぁあん…ああっ……も…ぁあっ……」
 「言えよ。どうして欲しいんだよ、お前は?」
 耐え難い熱と疼きが体内に篭もって、つくしの理性を食い破ってゆく。
 イヤイヤをするように首を横に振っていたつくしが、離れていこうとする腕をぐっと握り締めて懇願した。
 「…も……ぃ…ぁあっ………願…ぃ、お願いっ、挿れてぇ…あぁあっ!!」
 ジュブジュブと淫猥な音を立て、白く泡立つ涎を溢れさせる肉壁を割り拓き、長大な肉の楔が彼女を串刺しにする。
 「んんああっ……あああっ…やぁああっ!」
 「…っ………」
 まるで男を初めて知る処女のように、狭い隘路が男の剛直に軋んで、キツく拒む。
 つくしはのけぞったまま、ハアハア喘ぐばかりで、その凄まじい圧迫感と衝撃に息を詰まらせた。
 「…よ…っぽど、ご無沙汰してたんだな。すげ…キツい」
 「……っ………ぁ……ハアハア」
 強引に捩じ込まれた肉の杭がつくしの最奥までをも突き通し、根元まで埋め込まれる。
 纏わりつく濡れた肉の感触に、さすがに男の息も上がった。
 「ゃっ、ちょ…っと、まだ…待って」
 まだ衝撃を逃しきれぬつくしの静止を無視して、男が激しく動き出した。
 「ああっ、や…あ…あ…ああ、こ、壊れちゃ、あっ…やああっ!!」
 「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ…くっ…」
 つくしの両足を大きく開いて抱え上げたまま、細い腰を強く掴み、自分の怒張が抜けるギリギリまで引き抜くと、間を置かずして、荒々しい動作で再び落とすことを繰り返す。
 そのたびに、つくしが頭を仰け反らせて、甲高く悲鳴じみた嬌声を迸らせた。
 「ああぁっ!、ああぁっ、あああああっ!!」
 星明かりのみの室内を、パンパンという互いの肌がぶつかりたてる音が響いては、白い足が何度も宙に半円を描き空を蹴る。
 受け止めきれない快感と衝撃に蕩け、つくしの顔が半ば惚け、閉じることのできない口から涎が伝った。
 気遣いもなく体の奥底を抉り、掻き乱す熱い雄のもたらす愉悦だけが、今の彼女にとってはすべてだった。
 …ああ。ああ。
 ああ、と思う。
 ‘彼’という存在が、それこそ本当に一瞬の夢幻だったのなら、ただこの一瞬の素肌の触れ合いだけがすべてだと割り切れる女だったならば、自分はいつまでもせんない夢を抱き続けることなく、そこそこの幸せで満足できただろうか。
 グイッと軽く後ろ髪を掴まれ、顔を反らされて仰け反らされる。
 見つめ合った目の奥…漆黒の闇に魅入られながら、降ってくる唇を受け入れ、より深く胎内に叩きつけられる熱杭のもたらす快楽に絶叫を男の口の中に放つ。
 「んん―――――ッ、ぁぁああっ」
 「…くっ………す…げ……喰いちぎ…られ…そうだ、な…ハァッ」
 彼女の子宮を突き破る勢いで突き入れられた雄がドクンッと脈打ち、彼女の脳裏にチカチカと白いハレーションが弾け飛んだ。
 その瞬間、彼女の胎内を一部の隙間なく埋めていた肉芯が素早く引きずり出され、熱い白濁液が、彼女の震える背中へと勢いよく放たれ、白い粘液を迸らせる。
 …このまま、何もかも、この男と出逢ったことさえも、ただ一夜の夢だと諦められたなら。
 ぬらりと彼女の背筋を伝い尻を濡らす白い粘液が、愛の証などではなく、単なる動物的欲情の残滓なのだと、…誰よりもわかっていても、つくしは涙せずにはいられなかった。



*****



 「ハァハァハァ…ハァ………ハァ」
 突っ伏した布団に荒い息を吐き出して、なんとか呼吸を整えたつくしが、汗に濡れて顔に張り付いていた長い髪をかきあげ、上半身を浮かす。
 座ったまま、冷たい目で自分をジッと見下ろす男の視線を感じつつ、周辺に蹴り出されていたタオルケットの一枚を取り上げ、淡々と胸元に巻きつけ、完全に体を起こした。
 「…まったく、見境なく襲いかかってきたりして、どんだけ女に飢えてんのよ。獣かっつーの」
 「ふん、俺が獣ならお前も獣だろ?あいにく俺は、三日と女を切らしたことがねぇんだよ」
 うそぶく男の美貌が、そんな男の傲慢な言い草さえも退廃的な魅力に変えて、どれだけの女たちがこれまで彼に群がっていたかを物語り実証していた。
 「……はっ」
 …バカバカしい。
 「お前こそ、あのクマみたいな亭主は、見かけ倒しで全然お前を満足させてくれてないのか?」
 嘲る男のいかにも言いそうな言葉も全然意外じゃ無さ過ぎて、もうなんの感慨も浮かぶことはない…たぶん。
 これくらいのことで傷つくくらいなら、とっくの昔、彼に自分のことを忘れられ、苛烈な拒絶にあった時にすでに思い切れていたに違いない。
 けっきょく、自分はもういい、といいつつ、ただ逃げただけだった。
 この胸の奥のチクンとした囁かな痛みは、たぶん、青春…という名の追憶の残滓にすぎないのだろうけれど。
 障子の襖から差し込んだ月の光が、彫像のごとき男の見事な肢体を浮かび上がらせる。
 ドキッと高鳴る心臓の音を聞かぬふりで、立ち上がった彼女の手首を男が掴んで引き止めかかるのを、つくしはスルリと交わし、背を向けて歩き出す。
 「どこに行く?」
 「お風呂。あんたも少し休んだら入って…ここには部屋ごとにシャワーなんてついてないんだから」
 「…ふっ、一緒に入るか?」
 まんざら冗談でもなさそうな男の口調だったが、つくしはフンと鼻を一つ鳴らした。
 「冗談。…それより、そんなところで寝タバコとかやめてよね」
 散らばった上着を探ってポケットの中からタバコの箱を引き出しかけていた男が肩を竦める。
 「そんなんでよく禁煙傾向の強いアメリカでやってこれたわね」
 「…………」
 答えない男は、一応は咥えたタバコに特に火を点けるつもりはないようだ。
 彼女を拒絶した冷たい横顔を知らず眺めるつくしの顔こそ、切なげだったのを誰も気が付きはしなかったけれど…。
 それでも、すべてを持っているはずの男の横顔が幸せそうではないと思うのは、単なるつくしの感傷と思い込みに過ぎないのだろうか。
 悲喜交々、この十数年という時が、男を見るつくしの脳裏に行き過ぎては、胸の奥を軋らせた。
 しかし、結局つくしが彼――司に口にしたのは、たわいないその一言だけ。
 「いくら真夏でも、いいかげん上着ぐらい羽織らないと風邪を引くわよ、名無しの権兵衛さん?」




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