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「愛してる、そばにいて」
第2章 罪③

愛してる、そばにいて0108

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 どれくらいの時間が経ったのだろうか。
 「ぅぅっ………う……ぁ……えっ、えっ……」
 緊迫した空気の中に、つくしの嗚咽だけが響く。
 司がつくしの両脚を抱えた姿勢のまま身動き一つせずに、荒く息を吐いては大きく息を吸い込み深呼吸を繰り返して、なんとかその激情を堪えていた。
 「はぁ―――ッ、ふぅ~~~、はぁ―――っ、ふぅ~~~」
 もはや抵抗する気力もなく滂沱の涙を流して、壊れた人形のようにただ横たわっていたつくしが、ぼんやらとそんな司を仰ぎ見ていた。
 暗闇の中でもランランと目を光らせ、荒い息をつく司は、まるで今にも獲物に飛びかかろうとしている野生の肉食獣にもよく似ている。
 限界まで怒張して今にもつくしの胎内を犯そうとしていた司の雄芯は、ドクドクと波打って、だがつくしの入口に留まったまま、押しつ躊躇っては再び退くことを繰り返し、いまだ侵入を果たしてはいなかった。
 合ってしまった視線を反らすことができない。
 つくしは恐怖からだったが、司は何を思っているのか。
 しかし、先にその均衡を破ったのはやはり司だった。
 突然体を揺らしたかと思ったとたん、天を仰いで哄笑しだす。
 「ふ……ふはは………はははは」
 「………」
 まるで狂ってしまったように笑い続ける司の狂乱。
 その狂気じみた笑い声は、けっして彼が楽しく思って笑っているのではないとつくしにも容易に伝えていた。
 今にも訪れるだろう暴発が何よりも怖い。
 一過性の狂乱の後に訪れるものは、なんなのだろうか。
 どちらにせよ、つくしは過剰な期待はしていなかった。
 待ち受ける運命に打ちしがれ、死を待つ草食獣の諦念にも似て…ただ粛々とその時を待つ。
 …どうせ、こいつからは逃げられない。
 敵わないことは、もう骨身に沁みているのだから。
 「はっ…バカバカしい。俺は…なんだって、こんなチンケな女に」
 しかし、悪態をつく司の声音は震えて、驚くほどに弱々しく苦しげだった。
 抱え上げられた両脚がゆっくりと下ろされ、解放される。
 つくしの足元に座り込んだ司は、片手を額にあて俯き、影になっていてその表情が見えない。
 …たす…かったの?
 何から?
 だが、司はいまだに濃厚な陰惨さを纏っていた。
 司の様子を伺いつつも、つくしがノロノロと体を起こして、少しづつ体を後退り司から離れようと動く。
 逃げようとまで意識出来ていたわけではなかっただろう。
 ただの条件反射のようなものだったのかもしれない。
 だが、その動きが再び司の激情を、誘ってしまった。
 「誰が、逃がしてやるって言ったよ」
 顔を上げた司が泣き笑いのような奇妙な顔で笑う。
 その目には、残酷さを帯びて…。
 「……っ!?」
 今度こそ慌ててベッドから抜け出そうとしたつくしの体を、意図も容易く引きずり戻して司が捕らえて押さえ込む。
 その目に浮かぶ嗜虐的な光に、あげようとした悲鳴が喉の奥に絡んで出てこない。
 「…まだまだ夜は長げぇからな。いいぜ、約束したんだもんな。俺は嘘つきのお前とは違うからな。…そんなに俺にヤられるのがイヤなら、お前だけ愉しませてやる。心なんて今はいらねぇ。そんな面倒なもん後回しだ。お前のカラダから先に覚え込ませてやるよ」
 「やっ」
 「お前が、いったい誰のものなのか。もう、俺から二度と逃げることなんてできやしねぇんだってことをな」





*****




 「あ………ああっんっ……あぁっ」
 何度も何度も追い上げられては突き落とされ、気が付けば、愉悦に浸ることがなかったカラダが司の意のままに喘ぎ声を上げ、快楽に戦慄きカラダを震わせた。
 指の痕が残るささやかな白い胸を今度は労わるようになぞる手が、円を描いて柔らかく緩く揉みあげて、ツンと勃った頂きを摘んで捏ねる。 
 「はっ…ハァ…いやぁ…ん……ダ、ダメ…はうっ」
 反対側の胸の頂きをしゃぶっていた唇が窄められ、赤い果実を押し潰し、鋭い快感を引き出してはつくしの背を跳ねさせる。
 「あん、ああっ、あんあん、ああっ」
 「…ちゃんと感じるんじゃん」
 これまでつくしは、司に最低限の愛撫しか許してこなかった。
 もちろん司がその気なら、つくしの意など無視して好きに勝手に扱ったことだろう。
 けれど、なぜか司はそうはしてこなかった。
 つくしが嫌がれば手を引き、後で痛がるとわかっていても、つくしが望まないことは極力避けていた。
 まるで無理強いしていることを詫びるかのように。
 抱かずにはいられない自分の身勝手の代替えのように。
 それなのに―――、
 「も…う、やあっ………いや…ああっはぁん…ああっ」
 まるで溶鉱炉だ。
 体中が燃えて熱くて、ドロドロに融けてしまいそうだった。
 つくしの内股を撫でていた手がつくしの淡いへと潜り込んで、敏感な部分を柔らかく擦って、つくしに甲高い声を上げさせる。
 「ひっ…ぁあっ…ん…」
 「すげぇびちょびちょ。濡れまくってるじゃん」
 耳を塞ぎたかった。
 わずかに残った理性が悲鳴をあげて、心が軋む。
 …あたしは女なんだ。
 暴力と脅威に無理強いされて、強要された厭わしいだけの行為だったはずなのに、快楽に塗り込められたカラダに、心まで侵食されてしまう。
 脚の間へと下った司の顔がつくしの中心へと埋まって、ねっとりと舐めあげ、快楽の芽を育て始める。
 恥じらうつくしの羞恥を無視して、気遣いもない指先が、つくしの女陰を無遠慮に開いてその花弁を顕に晒しだす。
 まるでそのカタチを確かめるように花弁の一枚一枚を舌先で剥がして、奥深くに、潜り込んでは、舌を滑らせ、濡れそぼった入口の潤いを啜りあげる。
 「やっ………やめて…ああっ…ひあっ」
 ぺちゃくちゃ、ぐちゅりぐちゃり、ズズズッという、卑猥な水音が彼女の耳を犯して、その音を聞きたくないとつくしは懸命に頭を振って拒絶する。
 だが、つくしの羞恥を食い破って、次から次へと生み出される性の悦び、これまで彼女が知らなかった感覚に頭の中が混乱して、ただ司の意のままに触れられるままに声を上げさせられ、身悶えさせられた。
 あっという間に駆け上った絶頂に、つくしのカラダが一瞬強張って、すぐに訪れた波に攫われ一気に脱力する。
 しかし、その余韻も冷めやらぬうちに、胎内へと潜り込んできた長い指と熱い舌先の淫猥な動きに刺激され、再び新たな快楽へと追い立てられてしまう。
 「牧野、牧野、牧野っ、牧野ぉっ」
 「ああっん…あん、ああっ、ああああっ」
 「誰にもやんねぇ…お前は俺の、俺だけのものなんだよっ。ずっと、ずっとだっ」
 …堕ちてゆく。どこまでも深い闇の奥底へと堕ちてしまう。
 激しい惑乱と恐ろしいほどの悦楽―――そして、どこかシンと底冷えする絶望につくしはただただ、声を上げ、濡れそぼり咽び啼き続けた。




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