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 R18です。
 パスなし、隠しなし(通常版では隠せてますが、テンプレート的には隠せず)ですので、18歳未満の方、苦手な方ご注意をm_ _m
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 「あ…ぁ……ぁあ…あ」
 和也の腰を跨いで腰を下ろした桜子が、背を仰け反らして喘ぐ。
 逞しい腹についた手に力を込めて、腕立て伏せの要領で自らの腰を揺らして、胎内の牡芯を深く飲み込んでは抜き差している。
 美しく整えられた下生えの合間から、グロテスクな男の証が姿を現しては、グチグチと湿って淫猥な音を立て、繋がりあった入り口からヌルついた蜜が滴り落ちた。
 腰を沈めるたびに敏感な部分を、彼の黒い茂みや下腹に擦りつけて、自ら快楽を貪る桜子は淫らで美しい。
 ホテルの電光色の明かりが、互いの肌を濡らす汗を反射して艶かしく飾り立てる。
 下から仰ぎ見る桜子の豊満な肢体は、やせ型を好む和也ですらも、感嘆させるほどの視覚的魅力があった。
 これまでの和也は、肉感的な肢体に女性の魅力の重きを置いて特別視してきたことがなかったというのに、その揺れる白桃のような乳房に蠱惑されずはいられない。
 …きっと三条さんみたいな人を、ボンキュッとか言うんだろうな。
 そんな妙な感慨が快楽に蕩けた頭に、ぼんやりと思い浮かぶ。
 「ぁあっ…さ、触らないで…くださ、い」
 腰を振る桜子の腰を支えていた和也の片手が、ゆるゆると這い上って、胸の膨らみをゆっくりと辿って、柔らかくなぞった。
 けっして力任せに揉み上げる動きではなくって、ジレったいくらいに優しい接触。
 「…つい、触りたくなっちゃうよね」
 「あ…あ……ん、ひゃんっ…ゃん」
 時折、柔らかく掴んで持ち上げてくれる大きな手の親指が素肌の上で円を描いて、掠めるようにツンと勃った頂きを擦っては桜子を悶えさせる。
 そのたびに和也自身を飲み込んだ部分がきゅんと締まって、彼の快楽の楔をねっとりと包み込んだ。
 溢れ出した愛液が彼女の感じている強い愉悦の証だった。
 首を振って項垂れて、荒い息をつく桜子の白い腿の内側を、和也がゆったりと撫であげる。
 「…気持ちいい?」
 「ハァ……あ…んん」
 答えたいのに答えられない。
 けっして激しくもなく、特別に巧みだというほどのテクニックではないのに、優しい丁寧な愛撫に蕩かされた。
 「気持ちよくないの?」
 ツツツと、愛液の伝う道筋を逆に辿った指先が、繋がりあった入口を柔らかくなぞって、むき出しの花芽を擦り上げる。
 「ひんっ…やああっ、あ、あ、あぁっ」
 赤い果実のように真っ赤に熟れた胸の頂きを捏ねられて、反対側の指先に股間の蕾を弄られる快感に、甘く呻いて、和也の胸へと突っ伏した。 
 その細腰を和也がグッと抑えて、繋がりを深められる。
 「ああっ…ゃあっ……」
 深い…。
 そして、なんて気持ちがいいのだろう。
 快感。
 愉悦。
 気が付けば、和也を攻めていたはずだったの桜子が、指を噛み締め、ただ震える甘え声で啼いていた。
 「き、気持ちいい…気持ちいいのぉ」
 その声に和也が下から桜子の胎内をゆったりと突き上げる。
 「あ――ッ、ハァ……やぁん……もっとしてぇ」
 割り拓かれるリアルな快感。
 グッグッと押し付けられ、互いの股間を擦りつけ合って、与えあい貪りあって、尽きぬ欲望に互いに浸り続けた。





*****




 「…はぁ~」
 桜子の背中を、ゆったりと撫でてくれていた和也が、大きく息を吐き出して溜息をついた。
 それに顔を顰めて、彼の胸に顔を伏せていた桜子が、和也の胸に爪を立てる。
 「い、痛いよ、三条さん、何するのさ」 
 「……Hして、余韻に浸ってる時に、溜息なんかつくからでしょ?」
 それも感じ入ってとか、満足して、というよりも、どこかその溜息にはゲンナリとした響きを感じて、桜子に不快感を感じさせる。
 「失礼ですよ。私と寝て、つまらなかったとでも?」
 屈辱的なセリフを自らあえて口にする。
 「そ、そんなんじゃないよ。…ごめん、気を悪くした?」
 もちろん、否定されることを見越してのことだ。
 それなのに…予測して言わせた言葉だというのに、それが逆に妙にカンに触って、ますます彼女の機嫌を悪くさせる。
 …私と寝て病みつきになる男性はいても、そんな風にうんざりしたような溜息をつく人なんて普通いないんだからっ。
 まるで拗ねているように思われるのがプライドに触って、心だけでなじる。
 「ただ…さ」
 「…ただ?」
 「なんで、僕たち、こんな関係になったのかな、とか思ってさ」
 「…………」
 それをより感じているのは自分の方だ。
 なのに、困惑しているような和也の物言いが気に入らない。
 和也とお見合いをしてから、2ヶ月と少し。
 双方の親族の勧めで、付き合うことになった。

 とはいえ、和也はもちろんのこと、桜子に結婚する意思があったわけではない。
 うるさ方の文句を封じるためだけの便宜上、しばらく互いの親族の顔を立てる、それだけのはずだった。
 渋る和也を結果的に桜子が説き伏せた。
 気紛れだった。
 …それ以外ないじゃない。
 それが肉体関係にまで陥るハメになってしまったのは、桜子のツマらない意地からだった。
 男はすべからく、桜子の美貌にひれ伏すもの。
 彼女の肉体に群がることがあっても、無視するはずがないのだ。
 だというのに、和也のあまりにツレない態度が、迷惑だといわんばかりの無関心な様子が、高いプライドに触った。
 …青池さんのくせに。
 まさにそれに尽きる。
 一度でも寝た男が、自分に無関心なのが許せなかったのだ。
 バカだった。
 自分でも自覚している。
 どうせ一夜の過ちだったのなら、それさえも鼻で笑って忘れてしまえれば、それこそスマートな女でいられたのに。
 気が付けば会うたびに、ベッドを共にするようになって、まるでいまの自分は盛りのついたメス猫のようだと、桜子は自嘲する。
 なぜなら、いつも誘うのは桜子ばかりで、誘えばそれほど強くは抗わないものの、和也の方は特に桜子に溺れているふうでもなかったから。
 肌が合うと言うのだろうか。 
 和也の柔らかい愛撫に、むしろ溺れてしまっているのは桜子の方なのだろう。
 とにかく和也のセックスは、女をいい気持ちにさせてくれる。
 昔一度だけ関係を持った総二郎やあきらのような、テクニシャンというわけではなかった。
 けれど、触れる手や唇がとにかく優しいのだ。
 感じさせるというよりも、ただ女性の快楽を優先してくれる男。
 「ごめん、怒ってる?」
 「…なにがです?私が怒るようなことでもあるんですか?」
 「ん~、わかんないけど、ボクの言動が三条さんをイライラさせてるんだろうなって思って」
 和也は別に鈍いわけない。
 だからといって、自分でもよくわからないこのモヤモヤが和也にわかるはずもないだろう。
 …恋してるわけじゃない。
 それだけはわかっている。
 わかっているけれど…。
 …冗談じゃないわよ。こんな天然坊やに落とされるなんて、恥もいいところだし、先輩にゾッコンの男なんてもうコリゴリ。
 「……ハァ、ちょっとムシャクシャしてただけですから、気になさらないでください」
 「え?もしかして、僕、八つ当たりされてるの?」 
 「…どうせ、青池さんなんて、私のサンドバックくらいにしか役に立たないんですから、せいぜい八つ当たりされててください」
 「………三条さん、君って」
 和也が顔を引き攣らせる。
 「私、少し寝ますから」
 「えっ?ご飯食べるんじゃないの?買い物は?三条さんが買い物に付き合えって、言ったくせに」
 が、今日はホテルに直行だった。
 なんだか和也の顔を見たら、無性にムラムラしてしまったのだ。
 …あ~、なんかもう面倒臭い。
 疑問符だらけの和也を放置して、もう一つ息を吐いて桜子はさっさと目を瞑ってしまう。
 そんな彼女の髪を、和也が柔らかく撫で下ろした。





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