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「夢で逢えたら…全207話完+α」
プロミス…遠い日の約束~番外編

プロミス~遠い日の約束~021

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 パスなし、隠しなし(通常版では隠せてますが、テンプレート的には隠せず)ですので、18歳未満の方、苦手な方ご注意をm_ _m
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 まるで壊れやすいガラス細工に触れるような羽のような接触。
 彼の背に縋り付いたつくしの背を抱えて抱き起こし、類が丁寧な仕草で彼女のバスローブを剥いでゆく。
 ぎゅっと目を瞑り、類のひんやりした手を感じながら、つくしが途切れがちに小さな吐息を零す。
 「……ぁ」
 思わず洩れた自分の声に驚いて、つくしがハッと身動ぎ、自分の指先を口に当て噛み締めた。
 類がそれを見咎めて、そっと優しくその指先を奪う。
 「噛んじゃダメだ。声、聞かせて?」
 「……だって、恥ずかしい」
 乙女の慄きに、類が小さく一つ笑みを返す。
 「感じてるあんたを知りたい。…少しでも快感を感じて欲しいんだ。俺と過ごす時間を幸せなものだったと憶えていて欲しい」
 真摯な眼差し。
 言葉以上に慈愛と情熱を孕み、つくしへと訴えかける。
 コクリと頷くつくしへと類も頷き返し、頬へも優しいキスを一つ。
 「ちょっと、待ってて」
 つくしが見守る中、彼女を抱きしめたままで、類がバスローブのポケットから何かを取り出し、サイドテーブルの上に置く。
 …あ、あれ。
 それが何か気がついて、つくしの頭を再び沸騰させる。
 大人の嗜みだとは理解していても、つくしがいざそれを見るのは初めてだ。
 つくしの体をゆっくりとベッドへと戻し、自分も手早くバスローブを脱ぎ捨てる。
 お互いの生まれたままの姿に、互いに息を呑む。
 二人の目にあるのは、互いへの賞賛と慈しみだけ。
 類の視線を感じて、えも言われぬ羞恥に両手で胸と下腹部を覆って類の目から隠す。
 貧弱な自分に比べて類の裸体はこの上なく美しかった。
 服の上からでさえわかるスタイル抜群な肉体美は、まるで同じ人間であるのが信じられないほどに均整がとれて完璧な造形だ。
 ギリシャ神像の如きという形容詞は、彼にこそ相応しく、つくしの目を奪わずにはいられない。
 けれど、彼の男性の証が目に入り、思わずつくしが目を反らす。
 嫌悪を感じたのではなかった。
 ただ恥ずかしい…。
 「…俺を見てて?」
 「類」
 「あんたが好きで、愛してる俺が、あんたをどれだけ綺麗だって思ってるか、大切に愛したいって思ってるか、俺を見ててくれれば、それだけでわかるはずだよ」

 「……うん」
 そっと腕を取られた時には、恥ずかしさを感じはしたけれど、それでも逆らうことなく柔らかく優しいキスの感触に身を任せた。
 指先に始まって、手の甲、手のひらへ、そして手首から肘へと下りた唇が、上腕へと遡り脇へと寄せられた時には、吐息を我慢できなくなっていた。
 ふんわりと柔らかく胸を覆われ、優しく寄せられ、その中央へとチュッとキスを落とされる。
 「柔らかい…」
 感じ入ったような類の声音に、みるみるつくしの全身が火照りだす。
 恥ずかしさと初めて感じる落ち着かないような感覚。
 やわやわとただ触れていた手が、少しずつ胸のいただきへと指先を動かし、いつの間にかツンと勃っていた乳房の先端をキュッとつまみあげた。
 「あぁ…っ」
 つくしが目を見開き、ビクビクッと背をしならせ身悶えた。
 胸元を彷徨っていた類が再び戻ってきて、やさしいキスをくれる。
 彼女が少しでも怯えないよう、怖がらないようにと。
 「……ん………ハァッ…ぁあ………」
 唇と唇の隙間からひっきりなしにつくしの声が溢れる。
 少しづつ感じる感覚が快感なのだと、つくしも気がついた。
 「…牧野、牧野」 
 類の愛しそうな声音。
 柔らかく胸に触れ、愛撫する感触。
 触れていないところがあるなど許せないとでもいうように、全身に這わされる指先の情熱。
 すべてが、つくしを好きだ、愛してると訴えかけ、日頃クールで、熱など感じさせない彼の切ない想いを溢れさせていた。
 「……ホクロ?」
 見ていて、と言われたものの、つい恥ずかしさでシーツに顔を押し付け目を閉じてしまっていたつくしが、その不思議そうな声に薄らと目を開ける。
 つくしの両膝を割開き、彼女の白い大腿を宥めるように撫で摩っていた類が、彼女の足の付け根の程近く、内股の一点を何度も指先で探っていた。
 「ここに…三つ、縦にホクロが並んでる。まるで星のアクセサリーみたいだね」
 「え?」
 つくし自身でさえマジマジと見つめることがない部分なだけに、あまり意識したことがなかった。
 つい半身を起こしかけ、生まれたままの姿を類の目にありのままに晒す自分のあまりの格好に頭が沸騰しかける。
 忘我な状態の時にはある程度緩和されている羞恥だが、普段誰にも見せない部分を晒す恥ずかしさは経験のない彼女には筆舌に尽くしがたい苦痛だった。
 だが、そんな彼女が羞恥に身悶えてしまう前に、気がついた類が伸び上がって優しく、情熱的なキスで慰め、再び彼の与える快楽へと引き戻す。
 「ん……………」
 「綺麗だ、牧野。凄い可愛い」
 「……ぁ……ハッ……ん…」
 甘噛みされては角度を変えて与えられる唇の感触が痺れて、もう恥ずかしさを感じる余裕さえなく、声が抑えられない。
 くちゅくちゅと互いの唇から溢れる音さえ、情感を煽る。
 「あっ」
 内股のホクロを撫でていた手がスルスルと滑って、つくしの体の中心に指先が触れた。
 「…やぁっ……ぁ」
 ぷちゅっと、濡れた音が響いて、自分のソコが濡れているのを自覚した。
 キスに甘く蕩かされて、生まれて初めて触れられる羞恥も誤魔化される。
 「…怖がらないで」
 「ん…類」
 生理的な涙に潤んだ目に、類の懇願するような切なげな顔。
 肩に縋っていた手を彼の首に絡めて、落ちてくる唇を甘受する。
 …怖くない。
 怖いはずもない。
 優しく大切に触れられ、つくしの緊張が緩み、ただ類に身を任せる。
 長く節くれだった指先がスルリとつくしの中へと忍び入り、ビクリと彼女が竦むたびに、キスで宥められた。
 指先がゆっくりと柔らかく抜き差しされて、つくしの知らなかった感覚を次々に生み出し、中を掻き回しては乱す。
 「痛くない?」
 痛くはなかった。
 けれど、わずかな違和感と激しい羞恥。
 類の綺麗な指が自分の中に入ってるなどと考えるだけでおかしくなってしまいそうだ。
 「牧野?」
 問いかけられても、とても答えることなどできはしない。
 「…牧野?痛い?」
 それでも心配そうな類の声に、ともすればとんでもない嬌声をあげてしまいそうな声を堪えて何度も小さく首を横に振った。
 「……ハァッ……ぅっ……ん……………ぁっ」
 控えめなつくしの喘ぎと指先に感じるヌメって狭い感触に、類も荒ぐ息を抑えられない。
 ぐるりと確かめるように中を開かれ、深く挿し込まれてわずかにツキンとした痛みが走る。
 「もう少しだけ我慢して?」
 「……うん」
 もう一本指を入れられ、つくしの顔がわずかに苦痛に歪む。
 どれだけの時間が過ぎたのだろうか。
 互いの荒い息遣い、合わさる唇が立てる濡れた音、迸る汗、そしてつくしの下肢から立ち上る淫らな水音と甘い女の匂いだけが全てで。
 「ハァ……ごめん、もう我慢できない」
 苦しげな類の声と共に指先が抜かれて、両足を抱え上げられる。
 瞬間―――蘇る面影。
 けれど、あえて目を見開き、つくしは自分に覆い被さり、悠久の慈愛と熱く滾る情熱の眼差しで自分を見下ろす美しい青年の顔に目を凝らした。
 …ここにいるのは、類だ。
 自分を抱くのは夢の中でだけ愛を囁く薄情な男なのではなく、目の前の優しい青年なのだと心に焼き付けて。
 「あたしは、平気だよ、類」
 「……うん」
 ぐっと力を込められ、潜り込んできた灼熱の塊につくしは息をつまらせ、堪えきれぬ激痛と衝撃に引き攣る悲鳴を上げた。
 「あぁっ…っ!」
 強い圧迫感と引き裂かれるような痛み。
 十分に慣らされ潤っていても、初めてのつくしには辛すぎた。
 それでも、つくしの片手を握り締め、もう片方の手や唇で彼女の快楽を少しでも引き出そうと慰撫してくれる類の優しい仕草に慰められる。
 「ちか…ら、抜いて?」 
 「…っ……ァっ…い…た……ぁあっ」
 息も付けぬ痛みに強張る体を優しい手や唇が撫で、動かないままに彼女が彼に馴染むのをジッと待っていてくれる。
 生理的な涙が流れて、目尻から落ちるのを類が唇で掬い取る。
 「……ごめんね」
 ちゅ、ちゅ、と顔中にキスの雨が降る。
 「傷つけないって言ったのに…苦しめてごめんね」
 苦しげな声に目を開ければ、よほど自分の方が辛そうな声音に違わぬ類の悲しそうな顔。
 愛しさがこみ上げる。
 ふいに湧き上がった感情のまま、苦痛に歪んだ顔をなんとか微笑ませ、目の前の青年の唇へとつくしもキスを返した。
 「だい…じょうぶ」
 「…牧野?」 
 類はたしかにつくしを傷つけなかった。
 …幸せだ。
 なんて優しい時間なのだろう。
 彼の愛情がつくしの虚ろに陰った心を慰め、温めてくれたから。
 …類を愛したい。
 本当にそう思う。
 司を忘れられなくても、それでも待ち続けると言って寄り添ってくれる彼に報いたいと、本当にそう思えた。
 「ありが…とう。類」 
 泣き笑いの青年の頭を引き寄せ、頬ずりする。
 この愛しさもまた一つの愛のカタチなのだと自覚して。
 そんなつくしの仕草に、類が彼女の体をかき抱く。
 「…牧野、牧野、好きだ。あんたを愛してる」
 「類」
 見つめ合ってキスを交わす。
 「愛してる。本当に愛してる」
 「あっ……ぁあっ」
 ゆっくりと類が動き出す。
 体の感じる痛みと温もりと、穏やかな幸福感と…初めて感じる感覚。
 そして、わずかに燻る心の痛み。
 つくしは感じるままに啼き続け、それらすべてを受け入れた。
 …好きも、愛してるも。
 すべては、夢幻。





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