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「中・短編」
恋のから騒ぎ…15話完

南の島の休日~あたしの男に手を出すな!④

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 R18です。
 パスワード制ではなく、そのまんま配信となります。
 テンプレートの構成上、隠しもできませんのであしからず(通常ブログ画面では隠しになっております)。
 読み飛ばしてもまったく内容的には問題ありませんので、苦手な方、18才未満の方はご注意をm_ _m
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 顔を見て、キスを交わして、優しい指先が、頭を撫で、頬をすべり、唇をそっとなぞった。
 司の目の奥に宿る熱情が、つくしの胸の奥をキュンとさせ、全身を熱くさせる。
 初めての夜は無我夢中で、わけがわからないままに初めての感覚に戸惑い、羞恥に頭をグチャグチャにされながら慣れない快感の穂先を探ったが、こうして二度目の夜。
 少しだけ司と自分を見る余裕があるだけに、なお恥ずかしい。
 あ、長い睫。
 いつもは色素の薄い唇が、欲望にかほんのりと赤く色づき女の人みたいに艶めかしい。
 自分を熱心に愛撫する司の顔を、けっこうジロジロと見つめていたつくしの視線に気が付いたのか、つくしの顎下に顔を埋めていた司が怪訝そうに上目使いでつくしを見上げた。
 バチッと視線が合い、驚いて司が身を離す。
 「げっ」
 「うおっ。なんだよ、お前。それに、げっ…て」
 照れ隠しに司から視線を外しながら、キョロキョロと挙動不審に目を泳がせるつくしを、司のキツイ三白眼が睨み付ける。
 だが、そんな眼差しさえ、どこか甘く、ほんのりと染まった司の頬が、司も慣れないシチュエーションに冷静ではないのをつくしに悟らせる。
 つかさの広い胸元にあてた指先から伝わる、ドキドキ音が早く大きい。
 道明寺も、ドキドキしてるんだあ。
 「んだよ、調子狂うな。何、ジロジロ見てんだよ?ハズイだろ?」
 「え~、そ、そうなの?」
 「当たり前だろ?惚れて惚れぬいて、いつもお前を抱きたくてしょうがないのに、傍にもいれない。やっと、こうやって過ごせるんだ。
俺もテンパってんだよ。余裕ない俺の顔、変なんだろ?」
 いつも司の物言いはストレートで、つくしへの想いを素直に口にしてくれる。
 つくしもそんな司に愛しさが溢れ、司に負けない深い恋情を伝えたいと思うのだが、のど元までこみ上げた言葉は、ついつい奥手で恥ずかしがり屋な性分が邪魔をしてしまい、口には出せないままに、素直でない言葉を吐いてしまう。
 「うん、変な顔してたから、つい…」
 ムッとして、チェッと不機嫌そうにそっぽを向いてしまった司に困って、つくしは思わず、本当に思わず、チュッと小さく司の頬に軽いキスを落とした。
 いつもは自分から滅多にアクションを起こさないつくしの行動に、つかさは眼をパチクリさせて驚いている。
 「つい…なんとなく。ほら、変な顔してたから」
 真っ赤になって視線を反らしながら、まだ可愛くないことをいうつくしに、司は軽く苦笑を洩らす。
 つくしの浮き出た鎖骨に、音を立ててキスを落としながら、
 「もう、お前は黙っとけ。こっちの方がよっぽど素直だかんな」
 と、形のよいその頭を彼女の左側の胸元にあてた。
 ドキドキドキ、ドキドキドキ。
 司以上に激しい心臓の音が、「道明寺好き、一緒にいれて嬉しい」と素直じゃない言葉の代わりに告げてくれているようで、気恥ずかしくて、そして嬉しい。
 つくしが、司のシャワーで濡れてストレートになった黒髪を、優しくすき下ろすと、気持ちよさそうに司はそっと目を瞑った。
 目を閉じると、いつもは強い威圧感とオーラを発している瞳が隠れて、案外女性的で柔らかい美貌が際立つ。
 司を強烈な『雄』に見せているのは、その精神の強さと力を込めた宝石のような眼なのだという証明だったが、それを知ることができるのはつくしただ一人。
 たとえ目を閉じていたって、つくしの前でしか司はその強固な鎧と牙を脱ぐことはなかったから。
 なんか、こうしてると小さな子供みたい。
 さっきまで、司の男の魅惑にドキマギしていたというのに、不思議に安らいだ気持ちと、母性的な庇護欲
が湧いてきて、もうあるのは司への愛しさだけで、ガチガチに固まっていた体から余計な力が抜けてきた。
 それに気が付いた司は、やはり子供でないので、気持ちよさそうに撫でるつくしの手に身を任せたまま、頭を乗せた反対側の胸においていた手の進撃を再開した。
 「んん…あ、ん」
 やわやわとバスローブの上から触れていた手が、つくしの小さな甘い声音に誘われたように、その布の合わせ目からスルリと入り込み、直に素肌に触れる。
 すべすべの肌の感触を楽しみながら、小さな胸を柔らかく覆ったり、持ち上げたりしながら、司は肌蹴た胸元に顔を埋め、小さな赤い花びらを落としてゆく。
 キュウッと強く吸って、労わるように舐めて、そしてまた吸って。
 「…んふ、う、、ん」
 司に吸われた場所の小さな痛みと、じわじわとした快感に知らず知らず、声が洩れてしまう。
 つくしの小さな胸を覆っていた司の手がやがて、小さなつくしの快感の蕾を摘み上げ、指の腹で押しつぶした。
 今までになかった鋭い快感がつくしの胸元を走り抜け、思わず大きな声がもれてしまう。
 「…っああ……っんん…っや…」
 反応の良さに、司自身も煽られ、しつこいくらいに胸の頂を弄りこねる。
 洩れる声を我慢することができず、両手を口に当て、声を我慢するつくしに気が付き、つくしの肌に所有の証を刻むことに熱心だったつかさが顔を上げてその手を掴みどかせる。
 そして、チュッと小さな手に口づけを落とし、胸を愛撫しながらつくしの唇を吸った。
 小さく開いた唇の上下を甘噛みし、求愛のノックに答えて開かれた歯列の奥の舌を探り出し、熱心に絡みつく。
 呑み込めずに溜まったお互いの唾液を飲み干し、つくしの唇から溢れだした唾液を舐めあげる。
 潤んだ大きな目を見つめながら、膨れ上がる愛情と情欲に、司はふううっと、息を一つ吐き、暴走しそうな自分の熱気をわずかに吐き出した。
 まだ、ダメだ。
 つくしは、まだ男を受け入れることに慣れていない。
 優しく、真綿で包みこむように愛さなければ。
 気が付けば、いつのまにかつくしのバスローブがはぎ取られ、羞恥に赤く染めた白い全裸を司の前に晒していた。
 窓から届く、柔らかい星上がりがつくしの白い全身を仄かに照らし、まるで白く浮き上がっているかのように、司の脳裏を熱く焼き、こみあげる情欲にごくりと唾を飲み込んだ。
 「…や、あ、あんまり見ないで。恥ずかしい」
 やっと絞り出した声は頼りなく、頭がおかしくなりそうな羞恥に小さな声しか出せない。 
 貧弱な自分の体とは裏腹に、月明かりに照らされた司の全身は、まるで彼自体が芸術作品であるかのように均整がとれ、美しい。
 こんな美しい男がこの世にいるなんて、信じられない。
 そして、なによりその美しい男が、自分だけを見つめ、愛を語り、その腕に抱くのだ。
 「綺麗だ。俺にとっては、誰よりも綺麗で、他の女なんか目に入らねぇ」
 真摯な眼差しに、嘘なんて一かけらもなくって。
 「…もう一度キスして?道明寺」
 消え入りそうな声に、司は答えて、何度も何度も、情熱的なキスをくれる。
 そして、溢れる幸福感と、ぼおっとしびれるような甘いキスにつくしの意識が彷徨っている間に、司の手がつくしの胸を撫で、わき腹をさすり、内股へと差し入れられた。
 もう片方の手は常につくしの胸の愛撫を、休まない。
 「あん…ぅん」
 敏感なところに入り込んできた手に、とっさにつくしが膝を閉じようとするものの、司の体が彼女の足の間に入り込み、閉じることを許さない。
 断固とした、だが優しさをけっして失わない司の手が、ゆっくりと太腿を撫で、内側の柔らかい部分を摩り、つくしの薄い下ばえをかき分けた。
 そして、その繊細な花びらに触れると、一枚一枚をめくりあげるように丁寧になぞり、やがてその奥にある小さな花芽を探り当てる。
 「…っひゃ…っぁ…ん…っ」
 甘い痺れが全身に広って、つくしを翻弄する。
 今まで知らなかった熱い何かが身体の奥から湧き上がってきて、つくしの脳裏を焼く。
 つくしはその感覚に耐えるように、自分の胸元に埋まった司の頭をギュウッとかき抱いた。
 力の入らない指先で、司の頭にすがり、頭を撫で、確かめるように首筋、肩へと手を滑らせる。
 また、その頭を抱き、繰り返し繰り返し、自分を抱く愛しい男を確かめるのだ。
 「あ、はっ!」 
 司の長い中指が、スルリと差し込まれる。 
 すでに、そこはしとどに濡れ、司の指先を容易に受け入れたが、それでもまだそこは狭く、司の指にねっとりと絡みつく。
 ゆっくり奥まで差し込んでは抜き、また差し込んで、じっくり慣らして行く。
 つくしの思いもよらぬほどの艶めかしい痴態に、司の欲望は膨れ上がっていった。
 本当は今すぐにも挿入したいほどに、司の欲望は張りつめていたが、できるだけの忍耐で指を二本に増やし、引き延ばすように指を広げ、ところどころ優しく引っ掻く。
 「あ…ん、はああん」
 くちゅ、ぐちゅ、くちゃ、と指が動くたびにいやらしい水音が響き、つくしの頭を惑乱へと突き落す。
 やがてつくしの内壁がすっかり司の指に馴染んだころ、優しく引き抜いた。
 「ごめん、まだ、痛いかもしんねぇけど。俺、もう限界」
 司の切ない声に、つくしは自ら司の唇に口づけ、小さな頷きを返す。
 それに、司は本当に嬉しそうな顔をし、チュッと額にキスを一つ落として、枕元から薄いゴムの器具を取り上げ、手早く装着する。
 そして、つくしの両膝を抱え上げ、自分の欲望の証をつくしの蜜壺へと押し当てた。
 すでに、痛いくらいに張りつめた司の欲望は張りつめ、激しく波打っている。
 そして、ゆっくりと時間をかけてつくしの中へと侵入した。
 「……つっ…!」
 二度目だというのに、相変わらず狭い内壁は、指に十分に慣らされていてもなお狭く、指とは比べものにならない司の質量に、その侵入を固く拒んでいた。
 つくしも痛みを感じているのだろう、司の首にしがみつきがなら、荒い呼吸を小さく何度も繰り返している。
 「痛てぇのか?大丈夫か?」
 司もそのままでは辛く、強烈に締め付けてくるつくしの内壁に痛みを感じている。
 少し眉根を寄せた司の苦しげな顔に、ドキンと大きく胸を波立たせて、つくしは小さく首を振った。
 「う、ううん、大丈夫。前よりは、痛く、ないと思う。でも、もうちょっとだけ、このまま動かないでくれる?」
 「…ああ」
 つくしの可愛らしい嘆願に、司はねぎらうように髪をかき上げてやり、項に手を滑らせ、互いの体の間に挟まれた胸を愛撫してやる。
 できるだけつくしの苦痛を取り除いてやろうと、互いの繋がった部分を柔らかくもみ、その上のつくしの快楽の芽を撫で、背中を撫で下ろした。
 やがて、司の愛情と努力につくしの体の力も抜けると、司が一気につくしの最奥へと突き進んだ。
 「……っっあああ!!」
 だが、すでに司を受け入れだしたつくしの内壁は、やわやわと司を締め付け、温かく包み込む。
 脳天を突き上げる快感に、いまにも弾けそうな自身をグッと堪えた。
 「動くぞ」
 ゆっくりと抜き差しを繰り返し、次第に早く、深く、つくしの中へと埋没させてゆく。
 二人の結合部分から、つくしの愛液が溢れ、つくしの唇からもとめどもない快楽の喘ぎ声が洩れ零れた。
 「は…ん、道明寺ぃ」
 「牧野、牧野。愛してる」
 体の奥一杯につまった司の愛の証に、翻弄され、鈍い痛みと激しい快感と、胸が引き絞られるような愛しさに、つくしの目から痛みからではない涙が次々にと溢れ出す。
 引いては押し寄せる熱い快感の波に、つくしは身をくねらせ、一際高い声を上げると、全身を震わせ背中を大きく反り返らせた。
 「あ、あっああああああああ……っっ!!」
 ギュウウウッという強い締め付けに、司の頭が真っ白になり、やがては二人激しい絶頂の波に身を任せ、司は欲望を弾けさせる。
 意識を失ったつくしの胸の上に、司も倒れこみ、目の前にあった蕾にそっと口づけた。
 そして、荒い息が整わぬままに体を反転させ、意識を失ったつくしの体を自分の体の上に引き上げ、小さく開いたつくしの唇にキスを落とす。
 つくしの真っ直ぐな黒髪を撫でながら、頭を引き寄せ、深い充足感と愛しさに司は大きく息を吐いた。




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~ Comment ~

HN様^^

本当ですか?腕??が上がりましたかねぇ。にひひひ。
何せ、いま猛勉強なのでw(なんちゃって)
まあ、どうも、マンネリ化しそうな文章なので、難しい難しい^^;
いつも同じじゃんよ!と言われないように
精進いたしまする。

今回の司君は自分も不慣れですので、少しばかりそれらしさを出したかったんですが、何せ男の立場になったことがないもんで^^;人様の文章の読み込みも甘いのか…。このお話ではもうRはありませんが、「夢で逢えたら」や他のお話でもまた違った司君?を書いて行きたいと思います!^^!
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

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