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「アネモネ…全171話完+α」
第二章 Platonic Sex①

アネモネ060

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 パスなし、隠しなし(通常版では隠せてますが、テンプレート的には隠せず)ですので、18歳未満の方、苦手な方ご注意をm_ _m
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 「ふぅん」
 蔑むようではなかったが、手の中の小ぶりな乳房をじっくり観察するような司の顔が怖かった。
 恥ずかしさに含まれた、つくしの密かな女心。
 どうせ、彼女のことを人間だとも思っていない相手だ。
 何を思われても構わない。
 そう思おうとしても、好きだった男に貧弱だ、醜いと思われたくないという気持ちを押し殺しきれずに、怯えてしまう。
 ふんわりと軽いタッチで触れていただけの手がゆっくりと脇から両手ですくい上げるように、つくしの胸を中央へと寄せた。
 「ぁ……」
 その柔らかい切ない感触に、小さな吐息が溢れて、肩先が揺れる。
 「小せぇけど…」 
 「……」
 何を言われれるのだろうか。
 恐る恐る、横目で見ていたつくしと司の目があって、フッと微笑み反されたのに、ドキッと胸が高鳴り、つくしは動揺した。
 「いいじゃん」
 嬉しいと思うなんておかしい。
 そう思うのに…、司の目に侮蔑ではなく、紛れもない賞賛を見つけて、つくしは安堵と…驚くほどの歓喜を覚えて狼狽した。
 「俺の手でこうして…」
 「……ぁん」
 司がこうして…のところで、ゆっくりと胸を揉み始める。
 まるでマシュマロかなにかに触れるような、優しい触れ方に体の熱が高まり出す。
 激しい羞恥と腰のあたりからわきあがってくるザワザワとした感触に、つくしは身悶え、背を仰け反らせた。
 「掴むとちょうど手に余るくらいの大きさじゃね?すげぇ、柔らかくて…触り心地いいぜ」
 囁く唇が耳を舐め、首筋を伝う。
 揉み込む大きな手の指先が、彼女の乳暈をゆったりとなぞった。
 そのもどかしさに懊悩し、無意識のうちに濡れ始めた股間をすり合わせ、イタズラな指先に胸の先端を掠められると、つくしは甲高い嬌声を堪えて二の足を震わせる。
 キュッ、キュッと時折、胸の頂きを摘まれて、押し潰されるたびに湧き上がる鋭い感触。
 つくしはいつの間にか前屈みに半ば倒れかかって、嗚咽のような声を上げ続けていた。
 司の腕に支えられていなければ、もう立っていられない。
 「ぁ……ゃッ…………!?…ハアッ…………ぁあッ!!はうッ」
 気がつけば、まるでクラゲになったかのように足に力が入らず、ズルズルと床へと崩れ落ちる。
 頭を司の肩に寄りかからせ、つくしはこみ上げてくる今まで知らなかった快感を耐えて喘いだ。
 それは確かに快感だった。
 「…気持ちいいの?」 
 「ち、ちがっ」
 「意地張るんじゃねぇよ」
 つくしの強情を鼻で笑って、司がつくしの顎を掴んで鏡へと向かい直させる。
 床にペタリと両足をつけてへたり込み、快楽に耽溺して喘ぐ淫蕩な女の顔。
 「やっ!」
 鏡から反らそうとする顔を押さえつけたまま、司は上着のポケットを探った。
 小さな小瓶を取り出し、器用に片手で栓を抜き、口に含む。
 そして、そのままつくしの唇へと唇を合わる。
 「んっ!?……ンッ…ぅ………んんッ」
 顎を抑えられ、強引にねじ込まれた舌に邪魔され、無理矢理にそれを呑み込まされる。
 コクッ、コクッと、喉を鳴らして嚥下する液体がカッと喉を焼き、拒もうと首を振るが、再び口に含んだ液体を口移しに注ぎ込まれ、つくしは咳き込んだ。
 「ケホッケホッ…な、なに?」
 飲み込み切れずに唇の端から溢れ落ちた液体を、ザラリとした舌先に舐め上げられ、その感触にゾクリと震える。
 …な、なに?何を飲まされたの?
 なにかとんでもないものでも飲まされたのではないかと、不安に怯える。
 そのすぐ傍から話している途中にも、すぐにカアアアッと頭に熱が上り、ふわふわした感覚につくしはクラリと頭をふらつかせた。
 司の愛撫に早まっていた鼓動がさらに激しくなり、ドキドキとする。
 「へえ?本当に、酒に弱いんだな」
 「…な、何をの、飲まれたの…よ。ハァッ…ん…ぁあッ」
 胸を揉みながら脇腹をさすっていた手がスルスルとつくしの股間へと伸びて、いじられながら再び口づけられ、つくしは息を詰まらせる。
 「ぅっ…はあッ…っ……んん…………ぁ……ハッ」
 「…だから、酒。別に変な媚薬とかじゃねぇよ。アルコール純度41度のバーボン」
 「なっ!ハアハア…やっ……ぅ。お、お酒…は…ぁ…」
 抗議したいのに、断続的に与えられる刺激と酩酊に上手く言葉にできない。
 「平気だって、たかだが一口、二口飲んだくらいだろ?…ただし、ストレートだから、ま、3~4時間もすりゃ、アルコールも抜けんじゃねぇの?」
 「アァッ!!…ぁあん……イヤッ……ああッ…ゃ…あッ・・ッ」
 明らかにつくしの喘ぎ声が大きくなってきていて、司はほくそ笑む。
 彼もいままで経験豊富な相手ばかりを相手にしてきて、不慣れな女を開発した経験はなかった。
 そこまでの熱意はなかったし、そもそもどの女も使い捨て。
 興味本位で処女も何人かは相手にしたが、被虐性は満たされても、固い蕾に悦びは小さく面白味はなかった。
 やりたいだけやり潰し、女の快楽を気遣ってこなかったのだ。
 ただ、ほとんど経験のないつくしを相手に、今までの女たちを相手にするような勝手なセックスでは、いきなり快感を覚えさせることなどできないことは、彼にもわかっていた。
 指先に触れるつくしの下の口は、濡れてはいたが、まだまだ快楽を感じるには未熟だろう。
 …けっこう、時間おいたから、まあ突っ込んでもいいっちゃ、いいだろうが。
 酒を飲ませた方がリラックスするし、どんな貞操観念の堅い女もガードが緩むから、より快感に没頭するので敏感になり感じやすい。
 ようは酒は時に下手な媚薬よりも遥かに容易なセックス薬となり得る。
 直接脳に働きかける効果があり、交感神経に働きかけるから興奮しやすく、視床下部にまで影響が及んで性欲が高まりやすいのだ。
 …飲ませすぎると、逆効果になるのが難点だが。
 腕の中にとらえた女はいつもの強い気骨と、司に対する反抗心を失い、トロンと潤んだ目で彼を見るばかりで、司の理性さえも奪いかねなかった。
 …このまま抱くか。
 だが酩酊状態のつくしを抱くことに抵抗を感じて、思い直す。
 「つまんねぇよな。わけわんねぇ状態で、ただ抱くだけじゃあ」
 快楽を与えているのが司なのだとつくしの脳裏に焼き付け、彼の与える快楽に屈服させて跪かせる。
 そうでなければ、征服しがいがない。
 この生意気な女に、自分が誰のものかを思い知らせたい。
 自らカラダを投げ出させ、股を開かせられれば、どれだけの満足を得られるだろうかと、激しい愉悦の予感を覚えてその想像に耽溺する。
 司の肩先に顔を埋めて震えるつくしの吐息の熱く…甘い。
 煽られながらも、思いついた企みに司は好色な笑みを浮かべ、彼女の肢体を自分から離して後ず去りした。
 「え…?きゃッ」
 突然に突き放され、支えを失ったつくしの身体が、後ろ向きに倒れ掛かる。
 「我慢すんのは性分じゃねぇけど、…たまには悪くねぇかもな」
 床に頭を打ち付ける寸前、司の手が、彼女の頭と体を支えて自分の股の間に下ろす。
 何が起こっていたのかわからずに戸惑っているつくしの隙をついて、手早く司が彼女の腕と足をまとめて自分の大腿で挟み込んで押さえつけてしまった。
 「え、な、なに?……え?え……やっ…いやああッ!」





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