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「アネモネ…全171話完+α」
第一章 Change the World②

アネモネ036

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 R18です。
 パスなし、隠しなし(通常版では隠せてますが、テンプレート的には隠せず)ですので、18歳未満の方、苦手な方ご注意をm_ _m
 今回は、司君の独白に皆さん、かなりビビっちゃうかもしれません^^;;
 鬼畜が苦手な方、次回から読んだ方がいいかも?
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 唇が唇に重ねられた瞬間、電流が走った気がした。
 再会してから何度となく、押しつけられた行為だと言うのに、欲望を含んだその唇をつくしが素直に受け入れたのは初めてだった。
 ただそれだけのことで、自分の胸に去来した愛しさや切なさ…哀しさが、つくしの眦から一筋…涙となって流れ落ちる。
 司はたぶん、単なる生理的涙だと思うことだろう。
 いや、気が付きもしないかもしれない。
 彼女のこの胸の奥底に沈めてきた、密かな恋着など思いもよらないに違いないのだ。
 認めてしまえば、なおいっそう苦しく…恋の埋葬への第一歩を踏み出した自分の未練がましさが可笑しかった。
 わずかに震えた胸の動きで、覆いかぶさっていた司が怪訝に顔を覗き込んでくる。
 「…何笑ってんだよ」
 「笑ってた…かな」
 「ふん」
 だが、それ以上は何も言わず、司の唇が再びつくしの唇を塞ぎ、何度も押し付けてくる。
 存外に柔らかい接触に、堅く食い締められていた唇が綻んでわずかに開いた。
 司の唇が、つくしの唇を挟み、何度も角度をかえペロリと舐めては、再び元の位置に戻るのを繰り返す。
 「…ん」
 つくしの唇から無意識に、小さな声が洩れる。
 その声を聞き、熱い息を吐き出した司の手がつくしの髪を撫でおろし、指先がバスローブの中へと入り込んだ。 
 瞬間、ビクッと震えた手が、つい司の手首を抑えてしまった。
 「んだよ…」
 「あ…」
 誰何されたことで、そんな自分の行動にやっと気が付いて、つくしは慌てて抑えてしまった手を離す。
 抗うつもりなどではなかった。
 けれど、気が付けば、理性で抑え込んだはずの本能の怯えが彼女を裏切ってしまう。
 「…おい、なんか変だな」
 「へ、変?」
 つくしの唇を甘噛みするのに執心していた司が、怪訝に彼女の顔を覗き込んだ。
 司の体の下、顔を青ざめさせ怯えた女の顔に出くわす。
 眉根を寄せる司の目をジッと見上げて数秒…ギュッと瞼を閉じ、顔を反らした。
 その仕草に、まさかと司はひらめく。
 「おいおい、まさか、違うよな?」
 だが、ほとんど気を付けの姿勢のままでベッドに寝転び、筋肉をガチガチに強張らせた彼女の様子に司は確信した。
 「…やっ」
 突然、バスローブの裾を割った手をとんでもないところに突っ込まれ、つくしはとっさに太腿を閉じあわせた。
 だが、挟み込んだ手はそのまま、宥めるように内股を親指で撫で摩る。
 ゆったりとした動きに、つくしも懸命に息を吐き力を抜く。
 どの道、逆らうつもりじゃない。
 覚悟は決めている。
 小刻みに息を吐き、そして吸い、つくしが膝の力を抜くと、待ち構えていた手がゆるゆると内股を滑った。
 緩んだ膝を割り、司は足の間に体を割り込ませる。
 これでもう、つくしは足を閉じられない。
 そのまま震える白い肌をなぞって、辿り着いた淡い下生え。
 茂みを掻き分け、指先に触れた割れ目の感触は硬く、ほとんど乾いていた。
 「…チッ。やっぱりか」
 横を向いたまま、頬を赤らめたつくしの顔は羞恥に歪んでいた。
 …バージン。
 まさか、30才も近い女が処女だとは思わなかった。
 今どきの女なんて、誘われればすぐに股を開く程度の認識しか司にはなかった。
 実際、いままで、司はほとんど処女を抱いたことがない。
 その手の高級娼婦を抱いたこともあるし、望めばいくらでも処女だとて抱くことができただろう。
 けれど、女に個性を認めないだけあって、特に相手に執着もしなかったし、それだけに処女にもこだわらなかった。
 ただ…未使用なら使い古した玩具よりは清潔だろうという違いくらいのことで。
 だが、バージンの女は面倒なばかりで、悦びを得るという意味では大して面白味がなかった。
 …ま、ゆるゆるの女よりは、締まりはいいが。
 それにしても、乱暴に扱えば泣き叫んで煩いし、出血でもしないうちには滑りが悪くてこちらの方が痛い。
 …どうせ手間暇かけても、テクもねぇし、面白味もねぇんだよな。
 よくも自分だけで満足しろと言ったものだと、見下ろす女に騙された気分で呆れる気持ちが湧き上がった。
 が…。
 不可思議なことに、辞めるという選択肢が脳裏に思い浮かばない。
 …面倒くせぇ。
 そう思うのに、気が付けば指先を伸ばさずにいられずに、触れてしまえばただそれだけで、触れている部分から快感が生まれた。
 餓えるほどの欲望が湧き上がってくる。
 つくしの白い肌は、柔らかく、なめらかだった。
 もっとずっと若い女だって抱いたことがあるのに、目の前の女程に肌触りのよい素肌がいまだかつてあっただろうか。
 司は立てさせた太腿に触れながら、つくしのうなじに鼻面を埋める。
 …悪くない。
 自分と同じシャンプーを使っているはずなのに、鼻先をくすぐる女の髪の匂いも、うっすらと匂うつくし自身の汗の匂いもすべて情欲をそそりこそすれ、萎えさせるものではなかった。
 …思えば誰の手垢も癖もついていない女だ。
 それならば、自分好みに開拓する楽しみもあるだろう。
 …俺がいいように調教してやるのも面白れぇか。
 とりあえず、つくしの亀裂に指先を這わせ、一通りの愛撫を試みる。
 だが、やはり緊張に強張ったままでは感じると言うほどには感じないのだろう。
 司が指先を動かすたびにビクビクと過剰に反応し、身体を強張らせて耐えている。
 花弁を押し開き、花芽を探すが、怯えて隠れてしまっていた。
 それならばと、無理に擦ると、
 「うっ」
 小さく呻き、耐える顔は苦痛に歪んで、とてもじゃないが快感の喘ぎでないことは確かだった。
 だがそれでも、何度か触れているうちに、多少は濡れてもくる。
 挿入する角度さえ気を使えば、ある程度無理やり突っ込んでも入るだろうし、力任せに押し入れば多少手荒だが、処女膜など簡単に突き破れる。
 ちょうど出血はよい潤滑剤になるだろうし、押し込んでいるうちに慣れてくればそのうち中も馴染んで、滑りもよくなるだろう。
 実際、今までの女はそうだった。
 最初は痛がっても、2ラウンド、3ラウンドと、繰り返しているうちにぐったりして余計な力も抜け、そのうち途切れ途切れでも喘ぎを洩らすようになる。
 司の体力なら、女がヨガリ狂うまで突き続けることも可能だし、人間は苦痛を快楽にすり替えることができる生き物なのだ。
 さすがに初めての女にはキツイかと思いつつ、肌蹴たバスローブの隙間から覗く白い肌がほんのりと上気して、紅く染まっているさまに強い欲望がこみ上げた。
 …とりあえず、ちゃちゃっと処女膜破っちまうか。1ラウンド終われば、緊張もなにもなくなってんだろ。
 女の悦びは、その後じっくりと教え込んでやればいい。
 司は自分もバスローブを脱ぎ捨て、サイドテーブルの引き出しを開けスキンを取り出す。
 通常のサイズでは小さすぎる自分用に特注した特大サイズのスキンだ。
 生でやることなど司はまずなかった。
 避妊の観点というよりも、どこの誰とも知れぬ女を抱くこともあったから、むしろ病気を心配したというだけのこと。
 万が一妊娠させてしまっても、金でいくらでも方が付く。
 ただ、どこの誰とも知らない女を抱いて、ゴタゴタするのもアホらしかっただけ。
 むしろ、あちらこちらに種をばら撒いて、財閥内の内紛でも引き起こしてやれば面白いかもしれないと誘惑に駆られることもなくはない。
 手早く器具を取りつけ、まだバスローブも脱がせていない女の両足を腕に抱え上げて、力任せに大きく開く。
 「…っ!」
 そそり立った一モツを、薄らとしか湿っていない足の間の中心部へとあてがう。
 ビクリと震えたつくしが目を見開き、さっと司を見上げた。
 愛情もいたわりもなく冷たい欲望を宿した眼差しで見下ろす彼の目と出会い、再びギュッと眼を瞑って顔を背け、覚悟して悲鳴を上げないために両手を口に当てる。
 グッと司が力を込めた。
 「あうッ」
 つくしの顔が引き裂かれるような激しい痛みに大きく歪んだ。





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NoTitle

いよいよですね(笑) しかし、つくしちゃん・・・一途で健気な女なのにお気の毒な事で・・・。まぁこれから司くんがどう目覚めていくのか(司くんの十八番、独占欲&嫉妬心がいつ芽を出しますかねw)!そしていずれ自分の行動言動を激しく後悔することになるのでしょうね。
暖かくなったり寒くなったりで体調も崩し易いかと思います。お体に気をつけてくださいね。次のUP楽しみにしています。
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