君を愛するために~花より男子二次小説

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愛してる、そばにいて0869

第9章 闇に下る太陽③

 思わぬ礼の言葉に驚いて、ポカンとした間抜けヅラを司の前で晒してしまう。
 そんな彼女の子供じみた顔がよほどおかしたかったのか、冷たい一方だった司の顔がわずかに緩み、笑った気がした。
 気のせいだったかもしれなかったが。
 しかし、さすがにそれで一気に気まずさが解消されるというはずもない。
 「あ、…えっと、まさか、お礼を言われるとは思っていなくて」
 首を傾げて、言葉なく先を促すような司の待ちの姿勢に、なんとか自分の中の気持ちをできるだけ平坦にと心がけて、口にする。
 感情的になってしまうわけにはいかない場面だ。
 それでも、どうしても緊張にシドロモドロになってしまう。
 「その、…戒と出くわしてしまった経緯はともかく、あの子を勝手にウチに泊めたりして、結果的に離婚の時の取り決めを破ってしまったので」
 「文句を言われるとでも思ったか?」
 「えっと」
 「訴えられるとでも?」
 危惧していたことをそのまんま言い当てられてしまう。
 海千山千の狐狸妖怪渦巻く経済界でその人ありと謳われるほどの人物なのだ、司は。
 彼女の考えていたことぐらい見透かされていても、少しもおかしいことではなかっただろうが、あれほど気に病んでいたことをこうもあっさりと口にされてしまうと反応に困る。
 「たしかに書面にもして、約定したことを反故にされては困る」
 「……っ」
 「が、勝手に泊めたもなにも、戒の方が転がり込んできたんだろ?」
 「それは…」
 自分もそれを望んでいたのだ。
 家に帰れ、連絡をしろと戒をたしなめながら、その本心では彼が家に来てくれることを喜んでいた。
 少しでも戒と一緒にいたかった。
 たとえ産みの母親だと名乗れないにしても。 
 「どのみち」
 「………?」
 「お前が泊めなければ、別の女のところなりに転がり込んでいただろうからな」
 「それって」
 『………お待たせいたしました。そろそろ廣方様のお宅に到着いたしますが』
 インターフォン越しに運転手の声が割り入った。
 窓の外へと視線を向ければ、たしかに見慣れた自宅近辺の界隈だ。
 運転手は道明寺家お抱えの運転手で、戒の送迎にこの辺にも何度か訪れ道を知っている。 
 「えっと、そこの角のところで降ろしてもらえれば助かるのだけど」
 司へと依頼するが、
 「家の前まで行って、そこで停めてくれ」
勝手に指示されてしまう。
 「ちょっ!待って、家のまん前じゃなくって、いつものところにしてくださいっ!……こんな目立つ車を家の前になんか停められたら、近所の人たちに何事かと思われちゃうわ」
 戒もそこらへんは気遣って…というか、つくしが一度頼んでからは、3ブロックほど離れた、他の場所より少し道幅の広いあたりに車を待たせるようにしてくれていた。
 こんな時間帯だ。
 近所も寝静まり、見られることもないとは思うが、やはり物見高く特別視されてしまうよなことは避けたかった。
 『どう致しましょうか?このあたりでお停めしてかまいませんか?』
 そんな彼女の心づもりを完全に理解できたわけではないだろうが、それでも司もため息一つ落としただけで、二つに分かれた指示に困っている運転手へと指示を出しなおす。
 「ハァ……そうしてやってくれ」
 『かしこまりました』




*****




 「すぐそこなんだから、一緒に降りてなんてくれなくても良かったのに」
 「今さっき、妙なヤツに付け回されて、倒れたのはどこのどいつだよ?」
 そう言われてしまうとその通りなので、言い張ることができない。
 実際、そんなことがあったさっきの今で、ホンのわずかな距離でも夜道を一人で歩くことを心細く思っていたところだ。
 ついいつもの習慣と、司への複雑な感情、彼にこれ以上のなにを言われていまうかという恐れと気まずさに、一刻も早く車を降りることを選択してしまっていたが。
 …こんなことなら、今日くらいは家の真ん前で停てもらった方が良かったかも?
 それでも密室の中で二人っきりよりは、気まずさは多少紛れる気はした。
 「…ここか?」
 恐怖を感じながら歩く3ブロックは遠いが、距離にすればホンの5分ほどのことだからあっという間だった。
 ましてや、人一倍体格の良い司が一緒なのだ、恐怖を感じる間もない。
 いつもは行き過ぎる通行人にさえ、妙な妄想をしてしまいビクついてしまうこともあるというのに、背後を歩く別の通行人の足音にさえ平静でいられたのは、司のおかげに違いない。
 そうこうしているうちに道明寺邸の屋敷のように門扉などないから、道路から駐車場を兼ねた猫の額の敷地を抜ければすぐに自宅の玄関の前に辿り着いてしまう。
 「今時、熱感知式じゃなく、つけっぱなしの外灯なんて、一般の住宅では珍しいんじゃねぇの?」
 「よく知ってるわね」
 不夜城のごとく、広大な建物全体で煌々とした明かりを灯している屋敷に住んでいる男の常識的な言葉に驚かされる。
 「バカにすんな、防犯の基本だろ?最近じゃ、省エネの余波もあって、ウチでも今は主体を自動点滅型のもの変えている」 
 「へぇ、そうなんだ」
 たしかにそれだけでも、各国に複数の広大な大邸宅を持つ道明寺家の維持費は大幅に削減できることだろう。
 見えないところでのそうした地味な努力は、その道明寺家の家屋敷を取り仕切る立場だったこともあるつくしにもよく理解できる。
 「一応、そっちに自動点滅型の外灯もあるんだけどね」
 と、いうか元々についていたのはそちらの方で、今現在使用している手動式の点灯型照明は、つくしが進に頼んで設置してもらった仮設のものだった。
 「使ってないのか?」
 つくしが点灯ランプの真下、本来の外灯の感知範囲に入っても、消灯したまま点灯しない。
 それでは防犯の役目どころか、照明の役目も果たしていないだろうと、司の顔が呆れている。
 「なんか、怖いじゃない?」
 「怖い?なにがだよ?」
 「いきなり暗闇からパッと明かりが点いたりすると自分の方が驚かされちゃうじゃない」
 「驚くから防犯効果が高いんだろ?」 
、「それはそうなんだけどね。でも、イヤなのよ。それに、…今時の家ってどこもかしこも真っ暗だから、自分の家の前くらいは明るい方がホッとするの」
 街灯の明かりの届かない部分の闇を恐れる彼女には、自宅の前に灯る明かりがそれらの恐怖を払ってくれる希望の光のように思えるのだと言っては大げさすぎるだろうか?
 だが、そんなことをこの目の前の男が理解してくれるとは思えなかったし、理解してもらいたとも思わなかった。
 今、どうした運命の悪戯か、再びこうして顔を合わせているが、本来もう二度とは会うこともなかったはずの相手なのだ。
 わずかに眉根を潜めて、彼女の言葉の真意を考え込むようにに髪に潜らせている大きな左手の薬指にハマった金の指輪を見るともなく眺めてそんなことを思う。

 ―――かつては、彼女の指にもハマっていた彼と揃いのあの指輪は、そういえばどうしたのだろう。
 …捨てちゃったか。
 彼女が置いてきたのだ。
 永遠にさよならと、言いおいて彼のもとへと。
 そして、今、司の指にハマっている指輪はその指輪の片割れではないことは、リムジンに向かい合って座っている時から気がついていた。
 …当たり前じゃないの。
 「じゃあ、私はこれで。…送ってくれてどうもありがとうございました」
 頭を下げ、さっさと玄関の鍵を開けて、司を見送ることなく彼に背を向け、家に入る。
 「……戸締り、ちゃんとしろよ」
 ドアが閉まる一瞬前、司のそんな言葉が耳に届いた。



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愛してる、そばにいて0868

第9章 闇に下る太陽③

 落ち着いているようだし、特に問題もない。
 それならば帰宅も可能だという医師の言葉に、つくしは帰宅を選んだ。
 とはいえ、時間が時間だ。
 公共の交通機関もほとんどが最終を終えていたから、タクシーを呼ぶつもりだったのに、なぜか今、つくしは司と道明寺家のリムジンに同乗していた。
 気まずい。
 戒にほとんど10年ぶりに再会し、再会以来初めて二人っきりで食事をした時の比ではなかった。
 …ど、どうしてこんなことに。
 なにをどうなってこういうことになったのか。
 自分が病院にいた事情は司から聞いている。
 彼女自身の記憶と照らし合わせても、ほとんど差異はなかったから、そのとおりなのだろう。
 しかし、今はそんなことではなく、この状況にこそつくしは困惑していた。
 とにかく、
 …え~、話題、話題。
 つくしが搬送された病院は、彼女が勤めている病院ではなかったけれど、それでも自宅までは車では目と鼻の先だ。
 そんなに長い間の辛抱ではないとはいえ、こうして向かいあってただ無言でいるのが辛すぎる。
 「いつから…」
 「えっ!?」
 いきなり司から声をかけられ、思わず飛び上がってしまった。
 車に連れてこられて、数分、司は無言のまま窓の外を眺めてソッポを向いてしまっていたら、よもや話しかけられるとは思っていなかったのだ。
 話題を探していたわりには、いざ声をかけられるとびっくりして、過剰な反応をしてしまい、バツが悪い。
 司の方は相変わらず冷たい顔で、無感動に彼女を見返していただけだったけれど。
 病室に詰めていた司とはあまりに違う顔。
 司は病室を出てから、この表情とあくまでも冷ややかな態度を崩していなかった。
 彼女が目を覚ました瞬間の、まるで愛し愛されていた過去が彷彿としたような甘く優しかった顔や眼差しは、彼女の目の錯覚だったかのように。
 …そりゃそうでしょ、私ったらまったく何考えてるのよ。あたりまえじゃないの。
 歪んでしまいそうな顔をうつむき加減に隠して、小さく唇を噛み締め、だが、なんとか動揺を隠して取り繕う。
 彼女の反応を窺っているように見える司へとあらためて向き直って、つくしはなんとか小さな笑みに唇のカタチを変え、質問の意味を聞き返した。
 それでもなんとか、不自然な敬語は改善している。
 …どんなふうに喋ればいいのかなんて、やっぱり全然まだわからないんだけどね。
 「いつからって、ここにいつから住んでるのか、ってこと?…それとも、戒と関わっているのか、そっちなのかしら?」
 「ああ。……どっちもだ」
 司が調べていないはずがない。
 そうでなければ、分刻みのスケジュールで追い立てられるようにして激務をこなす彼がこんなところへやってくるはずもなかった。
 …そういえば、なんでこの人ここにいるんだろ。
 つくしのもとへやってきたこともそうだが、彼が日本にいることなど誰も行ってはいなかった。
 それはともかく、尋ねられたことを答えなければ。
 「東京からこっちに引っ越してきたのは、え~彼此4ヶ月くらいになる…かな」
 当初、半年の予定で借用していたから、本来ならソロソロ新居を探さなければならないのだが、海外出張中の家主の事情が変わって、あるいは一年、もしかしたらそれ以上のことになれば、せっかく購入した家だが、手放すかも知れないという話も出ていた。
 とりあえずは、一年に延長の約束で借りていて、その後はつくしにしてみても意識が変わってきていたから、そのまま今の家に住み続けるつもりはなく、あるいはもし売りに出すつもりならそのまま市場価格で譲り受けてもいいと思っている。
 …ま、先々の話だし。
 お金も絡み、親族同士のやりとりはトラブルも多いと聞くので今のところ、思いつきに過ぎない段階だったが。
 そんなことまで説明する必要はないので、サラリと流して、もう一つの質問も答えてしまう。
 ―――こちらが本題だ。
 「戒とは…2か月前に、再会したの。友人とお店で飲んでいて、帰りのタクシーを待ってる時に、本当に偶然だったのだけれど、……あなたも承知していたことなんじゃない?」
 「…ああ」
 あっさり肯定され、探りを入れるつもりかと眉根を寄せたところで、当の本人から否定される。
 「戒が世話になってる先の家の人間が、そうやって偶然に出会った相手で、総二郎の知人であることは、俺もあらかじめ承知していた。だが、それがお前だと知ったのは、つい1週間にもならない最近のことだ」
 「そうなの?」
 「さすがに中学生の戒をまるっきり野放しにするわけにもいかねぇからな。氏素性のハッキリしない輩のところに入り浸っているというのなら、それなりの調査もするが、総二郎が身元やひととなりは保証してたから、それを信用してた」
 「ああ、なるほどね。西門さん」
 総二郎が自分のことを保証してくれていたというのは意外だったが、しかしたしかに、司の親友であり、日本伝統の後継者である西門家の次期家元が保証人とあれば、誰であっても信用せざるえないことだろう。
 だが、
 …司との約束がある。
 正直、いつ司の口からそのことが話題として出され、なじられることかと戦々恐々としていた。
 あの時には戦わなかった。
 戦ったとしても勝てたとも思えないが、それでも精一杯戒と…自分の為に、せめて面会権くらいは勝ち取る気概で向き合うべきだったと、今ではわかっている。
 …後悔したってしょうがない。
 過去の非を認められたのなら、前進しなければ。
 「あの……」
 「戒が…」 
 司とつくしの口が同時に開いて言葉が重なった。 
 顔を見合わせ、目と目で話合って、
 「お先に、どうぞ」
 つくしが、司に先を譲る。
 なにを言われるにしても、まずは司の彼女に対するスタンスを探らなければ始まらない。
 9年前はただひたすら彼女を戒にとっても迷惑だと言い切った司だったが、それは現在もなのか、それとも。
 …たとえ、迷惑だ。もう二度と会わないでくれと言われてしまうにしても。
 たとえ這い蹲ってでも、もし戒が望んでくれたならば、彼に会う許可を保護者である司からもらいたかった。
 「その節は、本当に戒が世話になった。その後も、何かと厄介になってると聞いている。…あらためて、ありがとう。感謝している」
 

 
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愛してる、そばにいて0867

第9章 闇に下る太陽③

 その女は、父と母が高校生当時、世田谷でメイドをやっていただけではなく、つくし付きとして、特に近しい位置にいたらしい。
 だが、女の顔はつくしへと嫉妬もあらわに、彼女の主観によるものではあっても、二人の過去を戒へと暴き立てた。
 『たしか、牧野つくしも英徳だったはずだよな?』
 司の英徳での権威を知っていたはずだ。
 英徳の王者、誰もが敬い崇めることはあっても、厭うことなどありえない絶対的な権力者。 『詳しいことなんて、私も知りやしませんよ。でも、ある日、司様があの人を突然連れてらしたんです。その…怪我をしていたみたいで、同僚だった小川さんと私と、あと何人か交代で、あの人の看病をしたりしたのが始まりです』
 最初、その女が言いにくそうに言っていた怪我の意味を戒はわからなかった。
 母が英徳で赤札を貼られ、全校生徒からイジメを受けていたことはすでに既知のことだったから、そのことによる怪我かと思っただけだ。
 けれど、話を聞いてゆくうちに、そうではないことに気がつかされた。
 『イヤがる女なんかに手を出されなくても、あの方ならいくらでもどんなにお綺麗な女性だった、資産家のご令嬢だって手に入るのに』
 悔しそうな声音に含まれていた真実。
 恐ろしい予感に、とっさに戒はそれを尋ねることができなかった。
 あたりまえだ。
 どうして、自分の父が母に乱暴をしたのかなどと、平然と尋ねることができただろう。
 けれど、
 『最初のウチは泣いてばかりで、司様も鬱陶しく思われていたはずなんですよ?あの方は泣く女がお嫌いだから。でも、そのうち、おもねって媚を売ることもあって、ああ、やっぱりって。でも、何が気に食わないんだから、そうかと思えば、司様を怒らせるようなことをしたりして』
 『な…んで、泣いてばかりいたんだ?』
 『……それは』
 言いにくそうな女へと畳み掛けた。
 『道明寺司が見初めたらなら、どんな贅沢だってさせてやっただろうし、誰だって喜ぶものだろ?』
 あえて俗物的な表現を使った。
 そして、たいがいの女が実際そんなものだった。
 愛が欲しいと、欲をかくほどに司に近づける女はそうはいなかったから、たいがいの女はそうして彼のオプションで満足したはずなのだ。
 この期に及んで迷う風な女に、自分が調べたこと―――会社の営業成績が良くなく出世が伸び悩んでいる夫への便宜をチラつかせ、もし自分の意に沿わなければせっかく長年勤めている会社からも容易に放逐されることになるかもしれないという脅しを含ませた。
 戒は自分が何者かはハッキリと名乗らなかったし、未成年ということから日本ではまったくメディアに露出したことがなく、知名度がなかったから何者かまではわかっていなかっただろうけれど、それでも戒の容姿が彼の身分証明書となっていただろう。
 コクリと唾を飲み込み、女が完全に落ちた。
 『司様はかなり強引なことをされていたんですよ』
 『……………』
 『あたしたちだって、司様があの人のベッドに入られていた時には遠ざけられていたから、本当のことなんてわかりはしませんけど、最初に来た時にはかなりひどい有様で、…さすがの私も、その驚きましたし……たまに叫び声とか、悲鳴とかも聞こえてましたし、たまに凄く様子がおかしい時とかもあって、ボウッとしてたり、泣きじゃくったり。犬が来た時にはマシになってましたけど、その犬が…あ、いえ』
 『ハッキリ言え。最初ってなんだ?なんで叫んだり悲鳴を上げたりするんだ?…あいつは、道明寺司は自分の女に、暴力を奮ってたってことか?』
 『そんな滅相もない…ただ』
 『ただ?』
 『……あの人は、つくしさんは、司様とその…そういうことをするのがイヤだったのだと。わかるでしょ?最初もね?たぶん、イヤがって、それで』
 嫌がる女と同衾し、強要する行為。
 それは一つしかない。
 ―――レイプ。
 初めて邸に連れられきたつくしは、司贔屓の女から見ても、暴行を受け意識を失くして連れてこられたのだと。
 まるで道端で拾ってきた犬猫のように。
 犬猫との違いは、それを嫌だと抗うことがあり、つくしは司を毛嫌いして寄せつけようとしなかったが、それは肉体的にも彼らの上下関係的にも出来ることではなかったというだけのことで。
 「はっ……はは…ははは」
 その引き攣って乾いた耳障りな笑い声が、自分のものだと、戒は最初気がつかなかった。
 おかしくもないのに笑えてしょうがない。
 情けない泣き笑いが、呻き声に変わる。
 …馬鹿な。あいつが、そんな。
 いくらなんでも信じられなかった。
 あいつは道明寺司なんだぞ?
 女の言ったとおり、どんな美しい女も財産家の女も手に入る。
 自ら媚びて、彼のものになりたい女などいくらでもいるというのに、自分を嫌がる女に無理強いなどするだろうか?
 だが、嘘じゃない。
 あの元メイドが、そんなウソをつく理由がまったく思いつかなかったから。
 そしてこれまでの過去、彼が得てきた様々ピースが、それが真実なのだと彼に指し示す。
 その女は、つくしが世田谷の屋敷にいた間、ずっと道明寺邸にいたわけではなく、途中自己理由でやめていたらしいからその後のことは、偶然街中で出くわした元同僚から聞いたそうだ。
 司に半ば監禁され、飼われていたような状態だったつくしはやがて妊娠し、…自殺未遂を図ったらしい。
 流産。
 そして、記憶を失った。
 すべての過去を、自分自身さえも捨て去って、過酷な現実から逃れようとしたのか。
 『閉じ込められていたわけじゃないんですから!』
 まるで免罪符のように言っていたが、司に目を付けられてしまえば、たとえ身体的に拘束されていなかったとしても精神的には監禁されていたも同然だっただろう。
 …逃げられるはずがない。
 司にはそれだけの権力があった。
 少なくても、当時、そう英徳の学生たちに思われていたことは、同じような立場を自ら作り出していた戒には容易に察せられる。
 NYでもイギリスでも戒は、絶対的な支配者であり、自分に逆らうものには容赦ない制裁を加え、その苛烈さで、大人たちの世界での権力とは別の権力を有していた。
 ましてや、当時、楓が司の暴挙をかなり見過ごし、その結果に引き起こした数々の事件をもみ消していたフシがある。
 自分の息子をロクに制御することもできず、その不始末の尻拭いに奔走していたような女が、偉そうな顔で自分に説教をしていたとは笑止千万な話だ。
 戒の顔に初めて祖母への明確な嘲りが浮かぶ。
 彼が雇った調査員がどこからか引っ張り出してきた、当時シンデレラガールと持て囃され、雑誌等に掲載されていた母の写真を戒は思い出した。
 美しく装われ、いかにもそのキャッチフレーズに相応しい身なりを整えられていたが、どこかその顔は不安そうで、儚げというよりは不安定な弱さを垣間見せていたように思う。
 …今とは全然違うよな。
 だから最初気がつかなかったのだ、きっと。
 若々しくも、明るく溌剌とした現在の母の顔を思う。
 『ごめんね』
 母が自分を見て、切なさそうな顔で謝るたび、苦しそうな顔をするたびに、いつも叫び出しそうな自分を堪えるのが難しかった。
 …あんたは何一つ悪くない。
 それなのに、そんな悲しい顔をしないで欲しい、と。
 母が夜中に魘されるたび、許しを請いたかった。
 iPodをつくしの下へ忘れてきたことに気がついて、だが、戻るかどうか迷ったのはだからだったのかもしれない。
 もう二度と会わないはずだったのに、後ろ髪ひかれる思いに戻らずにはいられなかったのだ。
 …母さん。
 病院の敷地を通り過ぎ、門を出てすぐに、背後を歩く別の人間の気配に気がついた。
 何食わぬ顔で塀の角を曲がって、そのまま何も知らないで彼をつけてきている相手が、角を曲がって、間近で待ち受けていた戒の姿にギョッと仰け反った隙を付き、羽交い締めにする。
 肩を完全に硬め、腕で首を絞めあげてやる。
 「ぐわっはぁっ!は、離せっ、か、戒っ!く、苦しい、うぅっぁぉっ」
 「……お前も懲りない奴だな、徹。さすがの俺も愛想が尽きた。そんなに俺にシメてもらいたかったのかよ?」



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愛してる、そばにいて0866

第9章 闇に下る太陽③

 まさか、と思った。
 こんなところに司がいるはずがないのだから。
 けれど、半信半疑に尋ねかけた問いかけに、司が頷き肯定した。
 「ああ、久しぶりだな」
 「な、なんであんたがここにっ?!」
 慌てて飛び起きかけて、クラリと目眩を誘発しかけて、そのまま枕へと逆戻りしてしまう。
 「急に起き上がるな。…さっきまで鎮静剤の効果で眠っていたんだ。急に起き上がれば立ち眩みもする」
 「……私?」
 状況がわからない。
 …たしか、戒?
 戒のiPodを届けに、必要最低限、めったに一人では出歩かない暗い夜道へと飛び出した。
 「あ、ああ」
 途端蘇った記憶に、再び過去の記憶をフラッシュバックさせかけ、呻いて顔を覆う。
 …何もなかった。
 何もなかったというのに、ドキドキと胸が動悸打ち再び過呼吸の発作を誘発しかねない不安に襲われる。
 パニック障害※―――。
 これも彼女が患っていたPTSDの一つで、過呼吸そのものもそうだが、過呼吸を起こすのではないかという不安が、新たな障害を引き起こして彼女を悩ませた。
 それさえもここ数年は出ることなく、快癒へ向かっていると思っていたのに。
 …ダメね。私ったら。
 いつまでたっても乗り越えることができない自分の弱さが疎ましい。
 けれど、
 「大丈夫か」
 懐かしい美声に労われ、覆ってしまっていた手をゆっくりと外し、顔を向ける。
 …司。
 まだ、信じられない。
 そこに彼がいることが。
 あまりに非現実的すぎて、今そこにいる彼に自分が感じている感情を処理しきれていない。
 かつて、憎んで、恨んで…そして、愛していた。
 今も忘れがたい人。
 けれど、今の自分が果たして、彼をまだ愛しているのか、それとも遠い過去の人だと懐かしんでいるだけなのかさえもよくわからなかった。
 類を愛していた時には、同時に司のことをもまだ愛していたように思う。
 けれど、すでに彼と別れた時から10年近くの歳月が経っているのだ。
 第一、いまさらどんな感情を彼に抱いていたとしても、彼には何ら関わりのない話には違いない。
 「えっと」
 「ああ?」
 「その…なんで、あんた、いや、つ…、道明寺、さん、あなたがここにいるんですか?」
 どう彼を呼ぶか、そんなことさえも迷って、結局もっとも他人行儀に尋ねかけてしまう。
 わずかに司の眉根が寄ったと思ったのは目の錯覚か。
 …変だったかな?
 だからといって、今や他人である地位ある男にタメ口で馴れ馴れしく話すのも躊躇われて、そのままの口調を維持することにする。
 「戒が世話になっていたそうだな」
 「……あ」
 司の言葉に、つかの間の懐古や戸惑いはぬぐい去られ、現実的な自分の立場を思い出す。
 よもやいきなり訴えられるなどということはあるまいが。
 それでも見方によっては、つくしが持った戒との交流は、親による拉致が珍しくないアメリカなどだったら、容易に訴訟問題にも発展しかねない所業だった。
 「あの……」
 何をどう言えばいいのか困惑して、何度も唇を舐め、意を決したところで、
 「あら、牧野さん、目が覚めていたのね。良かったわ」
 仕切りのカーテンがわずかに開いて、看護師が顔を覗かせた。




*****




 つくしが自分を生んだ母親だと、戒が気がついたのは、彼女と再会してずいぶん経ってからだったが、それでもつい最近というわけではなかったと思う。
 しかし、わかっていて、知らないフリをしていた。
 いや、きっと、自分自身にすら嘘をついていたのだ。
 かつて、真実を知りたいと渇望しながら、婉曲な方法ばかりをとって、その全てを知っているだろう当の父親から聞こうとはしなかったのと同じように、知りたくない真実を知ってしまうかもしれないという怯懦から。
 …まったくとんだ臆病者だ。あの人に知られたら、また、まだまだだと嗤われるだろうな。
 楓の冷笑を思い浮かべて、自嘲する。
 戒はつくしを母だとわかって、…このつかの間のサマーバカンスを終えれば、もう彼女とは二度と会わないつもりだった。
 かつて、父が彼に言ったことがある。
 ―――つくしのことはもう二度と口にするな。あいつのことは忘れろ。それがお前の母親を守ることになる。あいつが望んだ通りの自分の人生を自由に生き直せる唯一の方法だ。
 司がどういうつもりでそう言ったのかはともかくとして、それは真実だった。
 戒が道明寺戒であり、つくしがその彼の産みの母であるかぎり、そのことは彼女に一生ついてまわることなのだ。
 そして、もし、彼女の幸せを願うなら。
 …俺は他人のまま、もう二度と会わないほうがいい。
 いまさら母親が恋しい年齢でもない。
 最後に、彼女が望んだ場所へ出かけて、それで終わりにするつもりだったのだ。
 それなのに、
 ーーー戒って呼べば?
なぜ帰り際、寂しげな彼女に、まるでこれからがあるようなことを言ってしまったのか。
 さらには母を家まで送り届けて、何度も通ったその道を逆に戻ってそぞろ歩きした。
 母の住む街。
 母がこれからも生きている場所。
 自分とは縁のないその場所を憶えておきたかったのかもしれない。
 …俺のもう一つの半分である女。
 子供みたいな笑顔で、彼の一挙一動に喜び、愛しそうに見つめてくれた。
 どうして、自分なんかを、生まれてこなければ良かったと疎まないのかと、何度も聞きたかった。
 どうして、そんな顔で自分を見ることができるのかと。
 かつて、世田谷の道明寺邸で勤めていたという女が言っていた。
 『司坊ちゃんが、司様があの人を閉じ込めていたんですよ。あんな普通の女、どこが良かったのか。司様から見初められる光栄がわからないなんて、多少おかしくなったって自業自得です。どんなことだって望めば叶えてくれる方だっていうのに、家に帰りたい、そればっかり。信じられなかったですよ!』
 …あいつが、あの男が、イヤがる母さんを奪って監禁して、―――壊した。



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愛してる、そばにいて0865

第9章 闇に下る太陽③

 ポトン、ポトン、ポトン―――。
 規則正しい点滴の雫の落ちる音が、妙に響き、時間の間隔を失ってしまっている司の意識をなんとか留めていた。
 ーーーいつかもこうして青白い顔色をした彼女の顔を眺め、自分の無力と………罪に打ちさがれていた憶えがある。
 …あれは。
 つくしが記憶を失う原因となった階段からの転落の直後、つくしが彷徨っていた生死の境から生還を果たした時のことだったか、あるいは?
 現実のはずなのに、今この場に‘彼女’がいることが信じられずに、いつも自分が見ている夢の続きなのではないかとすら疑ってしまう。
 「おい、ずっといるつもりなら、そんなところにつっ立っていないで、そこの椅子でも引っ張り出して座れよ」
 ため息混じりに総二郎が、壁際に立てかけてあった簡易椅子を引っ張り出し、司の前へと置く。
 腕を掴まれ、座れと促してくるのを許容して、総二郎が用意した椅子へと腰を下ろす。
 「お前、まだ帰ってなかったのかよ」
 「………その言い草。まったく親子揃って」
 ブツブツとボヤキ、それでも元々司がそういう性格なのは総二郎にしても承知のことだったから、さっさと諦めて、肩を竦めるに留める。
 「言われなくても、もう退散させてもらうさ。お前は残るつもりか?」
 「…ああ」
 「ふぅん。じゃ、こいつの家族への連絡ってやつも、お前に頼むか。俺だって、せいぜい兄貴の嫁の連絡先知ってるくらいだし、兄嫁通じて家族へ一報入れさせるくらいなら、こいつの目が覚めるのを待った方がよっぽど早い話だからな」
 ようは総二郎の方も戒と大して変わらない立場だったということだ。
 けれど、戒とは違ってそれなりに連絡のつける手段が多く、話も早かったというだけで、おそらく彼がダメでも戒なりになんとかしようと思えばできたことだろう。
 「戒は?」
 「帰ったぜ。お前と違ってずいぶんクールというか、母親が倒れたっていうのに、薄情な奴だな」
 司が、チラリと総二郎へと視線を向ける。
 それだけで、総二郎も司の意を解して、
 「知ってるだろ?つうか、元々わかってたんじゃねぇの?お前がここに来てる理由にもそう驚いてはいなかったしな」
 わからないはずがない。
 わかってて空っと呆けていた、つくしと同じように。
 しかし、いったいどうやって知ったのか。
 戒は母親を憶えていたのだろうか?
 唯一の縁の写真さえ置き棄てたというのに。
 …一番ありえるのは、こいつが自分で名乗ったってことだが。
 あるいはやはり調べていたのか?
 かつて慕い焦がれて、やがては諦めていたようだった母親を。
 この目の前の女を。
 目を閉じて眠り続ける、愛しい女の青白い顔をジッと見る。
 写真ですでに見知っていた。
 目に焼き付くくらいに何度も眺めたというのに、実物のこのインパクトの強烈さはどうだ。
 写真と現実の彼女ではまるで違う。
 これほどに現実の彼女は美しく、眩しかったのか。
 あらためて思い知らさせる。
 1日たりとも彼女を忘れてはいなかった、諦めてなどいなかったのだと。
 「ま、…後のことはお前たちでじっくりと話し合え。お前と牧野の現在の関係はともかくとして、戒を間に挟んでるんだ。お互いまるっきり無関係だと無視し合ってるわけにもいかねぇだろ」
 もっともな忠告を残し、総二郎も立ち去ってゆく。
 ―――二人っきりだ。
 何時間でも飽きない。
 司は今この瞬間が少しでも長く引き伸ばされることを心のウチで祈った。
 …祈る?この俺が。
 しかし、そんな愚かな世迷いごとをしてでも、そうしていたいと願う自分の健気さをおかしいと自嘲した。
 震える指先を彼女の顔に伸ばし、だが、触れることができずにグッと握り締めて引き戻し、彼女の顔から顔を背ける。
 けれど、すぐにまた彼女を見つめずにはいられなかった。
 …お前は本当に変わらねぇな。
 小作りで若く見える顔立ち。
 ほっそりとした手足や年齢を感じさせない華奢な肢体。
 今は青白いまぶたに隠れてしまっている大きな目も。
 カタチのいい小さな鼻や愛らしい唇もすべて。
 …いや、やっぱり変わったか。
 さらに輝きを増し、より美しく眩しい女となって、一目実物の彼女を見ただけで、ますます彼を魅了した。
 どんな些細な変化さえも彼女の魅力を引き立てこそすれ、司にネガティブな感情など欠片とも抱かせはしない。
 まるで何一つ悩みなどなく、ただ眠っているかのような安らかな顔。
 「髪、切ったんだな」、
 …お前の目が見たい。
 愛しくて、恋しくて。
 起きて自分を映すその生き生きとした美しい輝きを持った目が見たいという真逆の欲望に苛まれてしまう。
 彼女が目を覚ましてしまえば、この幸せな時間は失われてしまうことはわかりきっていることだというのに。
 …つくし。
 つくし。
 目を覚ましてくれ。
 そして、俺を見てくれ。
 遥か遠い記憶の彼方、いつかのように狂おしく願う。
 その目でもう一度だけでも…。
 願う司の声が聞こえたかのように、眠るつくしの瞼が小さく震えた。
 「……ぁ」
 わずかに開いた唇から吐息ともつかぬ声が溢れて…、まるでイヤイヤをするかのように小さく頭を左右に揺らして、ゆっくりと瞼を開く。
 眩しさにかギュッと再び瞑って、片目だを眇めて、傍らに座る彼を透かし見る。
 「だ…れ?」
 まだ意識が混濁しているのか、彼を彼だと認識できていないらしい、つくしが不審げに彼へと尋ねかける。
 ドクリドクリと心臓が激しく鼓動打つ。
 それでも彼女の視界に再び移る誘惑を振り払えはしない。
 「誰?戒?」
 今度はハッキリした声音での問いかけに、司がゆっくりと答えた。
 「俺だ」
 「え?」
 つくしの目が徐々に光を取り戻し、彼の言葉の意味が浸透して、大きく目を見開き司を唖然と仰ぎ見る。
 「つ…かさ?」
 「ああ、久しぶりだな」
 驚愕するつくしへと、司が微笑む。
 それは、あの日―――道明寺邸で二人が対峙した日より、実に9年ぶりの再会だった。



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